レアル・サラゴサの魂を背負う元主将フランチョ・セラーノ電撃加入劇と中盤大再編の全容

この夏最大の中盤の補強として、レアル・サラゴサから24歳の生え抜きミッドフィルダー、フランチョ・セラーノを移籍金非公開の完全移籍で獲得し、2029年までの3年契約を締結したことが公式発表されました。

サラゴサが Primera RFEF(実質3部)へ降格したことに伴い、クラブ総監のラロ・アランテギ氏から厳しい給与カットを伴う契約延長を何度もアプローチされていたフランチョですが、プロのキャリアを考慮して更新を拒絶。多くのクラブが獲得に乗り出す中、ヘタフェが電撃的なアプローチによって交渉をまとめ上げました。

フランチョは11歳から13年間サラゴサ一筋で育ち、わずか24歳にしてセグンダやコパ・デル・レイを含めて「公式戦200試合」に出場した本物のキャプテン。スペインU-21代表としても2キャップを持つ秀才です。彼は自身を育ててくれた最愛のクラブとの別れを振り返り、涙ながらに次のように感動的な感謝のメッセージを語りました。

『自分の人生で、最愛のクラブと別の道を歩む日が来るとは一度も想像したことはありませんでした。本当に身を裂かれるような難しい決断でしたが、この一歩は、クラブの現在の危機的な経済環境と今後の未来のために「最善の解決策」であると確信したからこそ下したものです。私はこれからもどこにいても、一生のサラゴサファンであり、サラゴサの街とクラブを誇りに思い続けます。ラ・ロマレーダはいつだって私の永遠のスタジアムです。私の心は完全に、誇り高き zaragozano であり zaragocista です』。

ヘタフェにおいて、彼の加入はこれ以上ないタイミングでの「救世主」となります。チームは今夏、中盤の要であったルイス・ミジャやマウロ・アランバリといったベテラン選手を相次いで放出しており、ミドルラインの戦力不足が極限に達していました。マリオ・マルティンやマンガラ、テラッツに加え、ここにフランチョが加わることで戦術の厚みは劇的に回復します。クラブは市場の閉幕までの残り2週間で、構想外となっているイバン・ネユやハビ・ムニョスらの売却手続きを早急にまとめるべく、最終調整を続けています。(via ElDesmarque)