警察組合がバルサに猛反論 スタジアム周辺でのファン逮捕劇に「完璧で妥当な対応」と主張

バルセロナ戦の前にスタジアム周辺でカタルーニャの独立旗を所持していた未成年のバルセロナサポーターが警察に拘束された騒動をめぐり、大きな波紋が広がっています。

この事件に対し、過剰警備と人権侵害を主張して抗議声明を発表したFCバルセロナに対し、警察組合(SUP)はウェブサイト上で公式声明を発表し、真っ向から反論しました。

警察組合側はバルセロナ側の主張を全面的に拒否し、介入部隊の行動を『非の打ちどころがなく、状況に対して十分に比例した適切なものであった』と全面的に擁護しています。

警察組合の主張によれば、このファンは単に旗を所持していたから拘束されたのではありません。その旗を『周囲を挑発し、人種差別的なチャントを煽動・伴うための道具として利用していた』ためだと説明しています。

さらに、警察官が身元確認のために書類の提示を求めた際、この少年が先に警察官に対して物理的な暴行を加え、続けてもう1人の警察官にも手を上げたとしています。地面に制圧された後も、少年は激しく抵抗して警察官に蹴りや唾を吐きかけ、さらに『警察官の家族に対する汚い侮辱の言葉』を浴びせ続けたと主張しています。

警察組合は、この衝突をただの声明の応酬で終わらせるべきではないと考えており、客観的な映像や複数の証言など、利用可能なすべての証拠を提出して徹底的に分析する方針です。その上で『我々は必要な場所へどこにでも出向き、徹底的に責任の所在を追及する』として、自らの正当性を証明する構えを見せています。なお、バルセロナ側はこれ以上の反論は行っていませんが、次回の試合でこの拘束された少年に対する何らかの支援アクションを計画しているとみられます。 (via SPORT)

【本日の総括】

エルチェは次節、1部リーグで歴史的に勝てていない鬼門サンタンデールでのラシン戦に挑みます。負傷者の状況に懸念は残るものの、オソリオの復帰は好材料であり、アンセルミ監督はビルドアップの修正に努めています。一方で、バルサ戦前のサポーター拘束劇を巡っては警察組合が猛反論を展開し、移籍市場閉幕直前の補強の動きと共に、ピッチ内外で緊迫した状況が続いています。