会長の個人保証が唯一の打開策!カルバハル登録を阻む財務の壁と冬の補強枠消滅リスク

元レアル・マドリードの右サイドバック、ダニ・カルバハル(34)のフリー獲得を巡り、ヘタフェCFが極めて困難な財務的判断を迫られています。🚨

カルバハル側とヘタフェは、年俸50万ユーロから60万ユーロ(あるいは40万ユーロ)程度での契約条件に完全合意しており、懸念された膝の状態に関しても医療検査(メディカルチェック)を問題なく通過しました。しかし、すでに今季の選手人件費上限(5,670万ユーロ)を超過しているヘタフェに対し、ラ・リーガの経済管理部門が待ったをかけました。ラ・リーガの独立評価委員会(3名のアナリストで構成)は、年齢や過去3年間の国際大会実績(2024年の欧州CL、ラ・リーガ、ユーロ優勝など)を基準にダニ・カルバハルの適正市場価値を「260万ユーロ」と査定しました。ヘタフェが提示した実際の合意年俸より約200万ユーロも高く見積もられたことで、そのままでは登録許可が下りない事態となっています。💰

この窮地を突破する唯一の法的手段として浮上しているのが、ラ・リーガ予算作成規程第92条に定められた『会長個人の保証(アバール)』の活用です。これは、クラブ資産ではなくアンヘル・トーレス会長個人が現金預金や銀行保証として260万ユーロ分の担保を供出することで、特例的に選手登録枠を先行拡大する時限的措置です。しかし、この保証を投入した場合、ヘタフェが来年1月の冬の移籍市場に向けて計画していた複数ポジションの補強枠や資金が完全に枯渇してしまうという致命的なリスクが伴います。🔧

さらに事態を複雑化させているのが、カルバハル側が要求している『1月退団特約条項』の存在です。ダニ・カルバハルは1月の市場で国外などの他クラブから高額なオファーが届いた場合、違約金なしで退団できる権利を契約に含めるよう求めています。会長が巨額の個人リスクを背負って保証を出しても、わずか数か月でチームを去られる恐れがあり、1人のベテランのために冬の市場全体をギャンブルに晒すべきか、アンヘル・トーレス会長は究極の選択を迫られています。(via ElDesmarque)