ヤヌザイの動向

セルヒオ・ラモスらによるクラブ買収が破談となったことで、ホセ・イグナシオ・ナバーロ率いるスポーツ部門は予算のない中でのアドリブ対応を迫られています。契約満了を迎えるネマニャ・グデリやアレクシス・サンチェスについては更新の可能性が残されているものの、アドナン・ヤヌザイの退団は決定的です。

ベルギー人ウインガーは代理人を変更し、新たにバレンシアを拠点とする「JCR Sport Goalkeeper」(ハビエル・コソ代表)と契約を結びました。現在、ラ・リーガの他クラブを中心に売り込みを行っています。ベルギーのアンデルレヒト、ギリシャ、中東のクラブからも関心は寄せられていますが、具体的な進展には至っていません。

2022年夏にフリートランスファーで加入したヤヌザイですが、セビージャでの4年間は失敗の連続でした。高額な年俸を受け取りながら、レンタル移籍を繰り返す日々。今季(25/26シーズン)はアルメイダ監督の下で復活の兆しを見せ、給与の減額にも応じましたが、度重なる怪我により公式戦13試合、わずか384分の出場にとどまりました。コパ・デル・レイのCDトレド戦で挙げた2ゴールが、彼がセビージャで残した唯一の得点記録となり、通算でもわずか30試合の出場でアンダルシアの地を去ることになります。✈️ (via Estadio Deportivo)

ボランチ補強

中盤の底、ピボーテの補強を目指すセビージャの新たなターゲットとして、ロシア・プレミアリーグのスパルタク・モスクワでプレーするNail Umyarov(ネイル・ウミャロフ、25歳)が急浮上しています。以前アントニオ・コルドンが進めていたマリウス・マリン(ピサ)の獲得は事実上消滅しており、スポーツ部門は新たな選択肢を模索しています。

スパルタクのアカデミーディレクターであるニコライ・ラリンは、『彼はスペインサッカーへ飛躍する準備ができている。セビージャは彼のレベルにある』と太鼓判を押しています。ビジャレアルやバレンシアもこの才能あるロシア代表ミッドフィルダーを追跡しており、ウミャロフ本人もセビージャからの関心を認識しています。彼は『もし具体的なオファーがあればクラブと話し合う』と移籍に前向きな姿勢を見せています。

今季、ウミャロフは警告累積による1試合の欠場を除き、公式戦39試合で3381分に出場して4アシストを記録するなど、チームに欠かせない存在となっています。しかし、彼の契約は2029年6月まで残っており、市場価値は750万ユーロと評価されています。現在のセビージャの財政状況を考慮すると、完全移籍での獲得には大きなハードルがあり、選手本人の強い移籍志願によるレンタル移籍などの形式でなければ、実現は極めて困難と見られています。🇷🇺 (via Estadio Deportivo)