バルサから届いたナタンへの獲得調査と3500万ユーロの移籍金設定

🇧🇷 ベティスでの2シーズンにわたる非常に安定した活躍により、公式戦97試合に出場し2ゴール3アシストを記録している25歳のブラジル人センターバック、ナタン。彼の周辺が、移籍市場の終盤にきて急激に騒がしくなっています。

バルセロナは、主力ディフェンダーのロナルド・アラウホをリバプールへ放出したため、新たなディフェンスラインの補強候補としてナタンの獲得を急浮上させ、彼の代理人を介してベティスへ正式に問い合わせを行いました。

ベティスは2030年まで契約を結ぶこの優秀なセンターバックに対し、移籍の最低価格として3500万ユーロの売却プライスを設定しています。もしバルサ、あるいはプレミアリーグの複数クラブ(近年ナタンへスカウトを送っているクラブ)からこの3500万ユーロに達する具体的なオファーが届く場合、クラブは彼の売却を容認し、そこで得た莫大な資金を最優先事項であるストライカーの確保やセバージョス復帰のための資金源とする計画を明確に持っています。

ただ、バルサ側は現段階において他のポジションの補強にすべての資金を集中させており、センターバックの優先度としては他の選手が上にいるため、交渉が本格化するかどうかはバルサ側の今後の動きに依存しています。(via Estadio Deportivo / via Mundo Deportivo / via SPORT)

「偽9番」で大爆発したネルソン・デオッサの驚異的な去就180度転換

🇨🇴 昨夏の市場においてメキシコのモンテレイから1170万ユーロという大金で加入したものの、1年目は度重なる負傷からのスタートも災いし、公式戦28試合に出場して0ゴール0アシストという極めて期待外れの成績に終わった26歳のコロンビア人ミッドフィールダー、ネルソン・デオッサ。クラブフロントは彼の獲得を失敗であったと認識しており、今夏はブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの完全売却に向けた交渉を完了させ、投資額の一部を回収してサラリーキャップを空ける計画を極めて順調に進めていました。

しかし、チームの極端なストライカー不足の窮地において、ペレグリーニ監督はプレシーズンマッチの中で、この強靭なフィジカルを持つコロンビア人を本来の中盤ではなく前線の「偽9番」として起用する奇策を敢行。これがすべての運命を劇的に変えることになりました。

デオッサは驚くべき献身性と戦術理解度を見せ、ドイツキャンプでのロッテ戦(ペナルティキックを自ら獲得してゴール)、オリンピック・リヨン戦でのゴール、さらにはアーセナル戦で見せた素晴らしいスーパーゴールとパブロ・フォーナルズへの華麗なアシストを記録。プレシーズン中に合計3ゴールを挙げ、ウインガーのパブロ・ガルシアやリケルメと並びチームの「夏期得点王」へと上り詰めました。

この大爆発により、ロッカールームの雰囲気は一変。新戦力のファクンド・ベルナルが、

『チームの新しい顔ぶれの中で、デオッサのプレーが最も私に強い感銘を与えました』

と大絶賛したのをはじめ、チームメイトのクチュ・エルナンデスも、

『デオッサは本当に素晴らしい能力を持った選手だ』

と語るなど、チームの主要メンバーたちもこぞってSNSを通じて彼のチーム残留を強くアピールする支持の動きを見せました。

この結果、かつて進められていたヴァスコ・ダ・ガマへの移籍交渉は完全に白紙となり、今シーズンはこのままベティスに留まって実戦戦力として戦う可能性が極めて濃厚となっています。一方で、ダブリンで行われたプレシーズンマッチにはプレミアリーグの多数のスカウト陣がデオッサの強烈な推進力を目当てに視察に訪れており、もしイングランドから巨額の引き抜きオファーが届けばさらなるビジネスとして売却を検討する道も残されており、クラブにとっては嬉しい誤算となっています。(via Estadio Deportivo)