歓喜の陰で歌われなかった『海賊の歌』:試合後に選手とウルトラがスタンド前で対話

ピッチ上での快勝劇の一方で、試合終了後のスタジアムでは異例の光景が繰り広げられました。勝利時にヴァジェカス全体で大合唱される名物ソング『Vida Pirata(海賊の歌)』が歌われなかったのです。🏴‍☠️🤝

試合終了の笛が鳴ると、ベニャト・サン・ホセ監督を中心にピッチ上に選手たちが円陣を作り、勝利を称え合いました。その後、チーム全体で応援スタンド(ゴール裏のウルトラ集団ブカネロスらが位置するエリア)へ感謝を伝えに向かいました。しかし、本来なら歓喜の歌が響き渡る場面で、スタンドは静まり返ります。

これに対し、まずウナイ・ロペスがスタンドのサポーターへ近づいて対話を始め、続いてイシ・パラソンが仲間の選手たちを呼び寄せて、ゴール裏のファン代表者たちと直接話し合う緊急集会(Cónclave)が開催されました。

この一連の動きについてベニャト・サン・ホセ監督は記者会見で、

『サポーターが伝統的な形で祝わない、あるいは応援しないという判断をした時、私たちはその決定を深く尊重します。彼らがなぜそのような対応をとったのか、直接選手たちに説明してくれたその姿勢に感謝したいです。ファンの声には常に耳を傾けるべきであり、クラブとファンのコミュニケーションをさらに前進させていく必要があります』

と語り、サポーター側の立場に理解を示しながら対話の重要性を訴えました。(via MARCA)