レアル・マドリード モウリーニョ監督が冬の補強見送りの意向を表明
レアル・マドリードを率いるホセ・モウリーニョ監督が、冬の移籍市場における選手補強を行わない方針を表明し、現在は現有戦力の底上げを図る段階にある。首位バルセロナとの差が開く中での補強見送り宣言は、クラブの今後の戦い方に大きな影響を与える。
セビージャFC戦に向けた記者会見で、モウリーニョ監督は1月の市場について『自分から補強を要求することはない。現在のスカッドと選手たちに満足している』と明言した。少数精鋭のチーム構成を好む指揮官は、『1月に誰かが来るためには、誰かが去らなければならない』と述べ、無闇な人員増加を拒否する姿勢を示した。
現在レアル・マドリードは、ラ・リーガ第8節終了時点で6勝2敗の勝ち点18で4位につけており、首位バルセロナに6ポイントのリードを許している。チャンピオンズリーグでは勝負強さを見せているものの、国内リーグでの停滞感が課題となっていた。さらに、エースのヴィニシウス・ジュニオールが4試合の出場停止処分を受けるなど前線のやり繰りが苦しい。それでも指揮官は、『私には補強をねだる顔はない。指導によって個人とチームを進化させることが仕事だ』と語り、チームの成長に自信を見せた。
アルダ・ギュレルやフェデ・バルベルデの起用位置、エンドリッキの出場時間など周囲の議論に対しては、交代枠5人を戦術的に活用して乗り切る構えだ。エンドリッキには他クラブからの打診もあったが、モウリーニョ監督は放出を拒否し、過密日程を戦い抜く貴重な戦力としてチームに留めている。
つまり、モウリーニョ監督は外部補強に頼らず、手持ちの豪華なスカッドのポテンシャルを引き出すことで勝利を目指す決断を下したということだ。新戦力加入による摩擦を避け、既存戦力の戦術理解度とコンディションを高めることが首位追撃への最善策だと確信している。
今後の注目点は、ヴィニシウス不在のリーグ戦を現有戦力で乗り切り、首位バルセロナとの勝ち点差をどこまで縮められるかだ。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)