ムバッペ依存度 チーム全ゴールの45%以上に関与する絶対的エースの驚異的スタッツと覚悟
RBライプツィヒ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、4-1の勝利に貢献したキリアン・ムバッペ。今シーズンのレアル・マドリードにおける彼の驚異的な影響力が、数字となって浮き彫りになっています。
今季公式戦12試合(ラ・リーガとチャンピオンズリーグ)において、チームが挙げた総得点33ゴールのうち、ムバッペは12ゴール3アシストを記録。実にチーム全体の45.4%のゴールに直接関与しています。アシスト数においても、アルダ・ギュレルの5回、ジュード・ベリンガムとヤン・ディオマンデの4回に次ぐチーム4位(3回)につけています。ムバッペが直接得点にもアシストにも絡まなかったのは、エスパニョール戦、ベティス戦、アトレティコ・マドリード戦(敗戦した2試合)、ビジャレアル戦のわずか4試合のみです。さらに、レアル・ソシエダ戦、インテル戦、レイヨ・バジェカーノ戦、ASローマ戦の4試合でチームのオープニングゴール(先制点)を記録しています。
ライプツィヒ戦でのムバッペは、4本のシュート(うち枠内2本)、相手エリア内でのタッチ10回、31本のパス(成功率89%)を記録し、UEFA選出の最優秀選手に選ばれました。試合後、ムバッペは『自分の体調は良いが、もっと上を目指せる。私のような選手に対しては常に高い要求が突きつけられるべきだし、私自身も現状に満足することはない。CLのTop 8にストレート進出するためには全ポイントが不可欠だ。今日の試合だけに集中していたが、これからは日曜日のクラシコのことを考える』と力強く語りました。
ムバッペはティボー・クルトワ、バルベルデと並び、今季全試合に先発出場している数少ない選手であり、出場時間はティボー・クルトワに次ぐチーム2位です。シュート数はラ・リーガで38本、CLで12本とチーム最多を誇る一方、ターンオーバー(ボールロスト)数もリーグで117回、CLで39回と最多を記録しており、攻守に渡り膨大なタスクを背負っていることが伺えます。 (via SPORT)
戦術論争 名将サンジスがモウリーニョ采配に苦言!バルベルデの右SB起用とアルダ・ギュレルの自由度
ライプツィヒ戦の勝利を受け、レアル・マドリードの伝説的ディフェンダーであるマノロ・サンジス氏がラジオ番組『Tiempo de Juego』(Cadena COPE)に出演し、ジョゼ・モウリーニョ監督の選手配置や戦術バランスについて持論を展開しました。
右サイドバックとして先発し好パフォーマンスを見せたフェデ・バルベルデについて、サンジス氏は『バルベルデは、今置かれている位置よりも30メートル前でプレーした方が遥かに生きる選手だ。彼をサイドバックで起用するのは緊急避難的な措置にとどめるべきであり、常用化してはならない。中盤の底に固定するのも反対だ。チームの最大の推進力を失ってしまうことになる』と指摘しました。さらに『本職ではないサイドバックとしての守備では、中盤の守備とは異なるポジショニングの難しさがあり、苦戦している場面が見られる。彼の体調自体は驚異的(brutal)なレベルにあるだけに、もっと攻撃的な位置で活かすべきだ』と提言しました。
また、アルダ・ギュレルの起用方法についても『アルダ・ギュレルを右サイドに釘付けにするのではなく、もっとピッチ上で自由を与えるべきだ。彼はどんな場面からでも決定的なラストパスを出すことができる素晴らしいクオリティを持っている』と語り、自由度を与えることの重要性を説きました。
絶不調に喘ぐヴィニシウス・ジュニオールに対しては『ヴィニシウス・ジュニオールの解決策は単純だ。ボールを失った後に3回本気で守備に戻る姿勢を見せれば、ベルナベウの観客はすぐに味方になってくれる。得意のドリブルの切れ味は後から勝手についてくる』と助言。さらにチームが失点した場面について『今日の結果には影響しなかったが、相手を勢いづかせる危険な失点だった。今後は絶対に防がなければならない』と守備の隙に警鐘を鳴らしました。 (via Estadio Deportivo)