エルチェとの8年ぶり1部復帰戦 37歳オーバメヤンのゴラッソで先制も1-1ドロー

🏟️ デポルティーボ・ラ・コルーニャは、サポーターが待ちに待った8年ぶりのラ・リーガ1部(LALIGA EA Sports)の舞台へついに帰ってきました。本拠地リアソールでの開幕戦は、同じく実力派のエルチェCFを相手に1対1の引き分けでスタートしました。

⚽ 前半21分、ミッドフィールダーのアマトゥッチがハーフライン付近から素晴らしい視野の広さでエルチェ守備陣の背後のスペースへと柔らかいロビングパスを供給。これを見事に受けて反応したのが、今夏加入した37歳の元バルセロナFWピエール=エメリク・オーバメヤンでした。オーバメヤンは衰えを知らない圧倒的なクオリティとストライカーとしての嗅覚を証明。右足での吸い付くようなトラップコントロールから、すぐさま左足でゴール逆隅へと流し込む完ぺきな先制弾を突き刺しました。ゴール後にはおなじみのアクロバティックなバク転を披露し、満員のリアソールを大歓声で揺らしました。

🏃‍♂️ しかし、後半はエルチェにポゼッションを圧倒的に支配される展開が続き、デポルティーボは防戦一方に。新加入の5選手が先発したものの、アンヘリーニョのみがベンチスタートとなりました。守備を固めるも76分にコーナーキックから同点弾を許し、1部復帰の祝祭を勝利で飾ることはできませんでした。(via Mundo Deportivo)

守護神レオ・ロマンの神がかり的セーブ連発と開幕戦で見せた抜群の存在感

🧤 引き分けという結果に終わったものの、勝ち点1を守り切った最大の功労者は、間違いなくゴールキーパーのレオ・ロマンです。エルチェが圧倒的なボールポゼッションから幾度となくデポルティーボゴールを脅かすなか、ロマンはゴールマウスにそびえ立つ壁として機能しました。

🔥 前半の早い時間帯、コーナーキックからエルチェのアリ・フアリが至近距離で放った決定的なシュートに対し、ゴールライン上で体を投げ出して信じられない反応を見せ、失点を未然に防ぎました。さらにエルチェが完全に主導権を握って攻勢を強めた後半57分には、フェル・ニーニョと再びアリ・フアリが連続して至近距離から放ったシュートを立て続けにブロックする神がかり的なダブルセーブを披露。敵将のアンセルミ監督すらも『今日のピッチ上で最大の主役となったのは紛れもなくGKレオ・ロマンだった』と白旗を上げて認めざるを得ない驚異的なパフォーマンスで、サポーターを大いに魅了しました。(via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

カンテラ新星カリージョの長期離脱に伴う中盤補強計画の変更とファンの補強議論

🏥 クラブは、第2節のラ・ロサレダで行われるマラガCF戦に向けて準備を急ぐ一方、移籍市場の最終盤で不測の事態に直面し、補強計画の大きな変更を迫られています。

🚨 当初、スポーツディレクターのフェルナンド・ソリアーノは今夏の補強を残り2名(センターバックの補強と、右ウイングに仕上げの戦力を加えること)と見込んでいました。しかし、カンテラ出身の有望な若手ミッドフィールダーであるノエ・カリージョがプレシーズンのレアル・マドリード戦で先発しながら、開始わずか20分で負傷交代を余儀なくされました。公式のメディカルレポートは出ていませんが、約2ヶ月の長期離脱を余儀なくされる見通しです。

💬 この痛い離脱を受け、フロントは中盤にさらなる補強を加える「第3の取引」を急遽検討し始めました。この緊急補強を巡り、守備を固めるための強固なボランチを連れてくるべきか、それともゲームメイキングを担う創造的な選手を獲得すべきか、強化部やサポーターの間で熱い議論が巻き起こっています。(via ElDesmarque)

ホーム観客席のアクセス制限をめぐるファンとクラブの激しい対立とオレンジボイコット

🍊 リアソールのスタンドでは、クラブ運営陣とサポーターグループ、特にウルトラス「Riazor Blues」が陣取るゴール裏「マラトン・インフェリオール」のファンとの間で、深刻な衝突と対立が激化しています。

⚠️ クラブがスタンドに新たに導入したアクセス制限や個人識別監視などのセキュリティ管理措置に対し、サポーター側は『不当な抑圧である』と一斉に反発。この開幕戦において、何千人ものファンが抗議の意思を示すオレンジ色のシャツを着用してスタジアムに詰めかけました。彼らは、8年ぶりの1部昇格を祝う最高の祭りであるはずの開幕戦を、90分間にわたり太鼓を鳴らさずチャントも歌わないという徹底した「無歓声プロテスト」で貫き通し、スタジアムは非常に冷ややかで不気味な静寂に包まれました。

🏢 これに対し、フアン・カルロス・エスコテット会長が率いるクラブ側は、これらの措置が過去数ヶ月の間に同エリアで累積された多額のペナルティや罰金処分に対処するための正当な手段であり、一般のルールを守るファンの妨げにはならないと公式声明を出して正当性を主張しています。(via ElDesmarque)

選手やその家族に及んだサポーターからの理不尽な圧力行為とクラブの公式告発

📢 クラブとサポーターグループの対立は、ピッチの上で戦う選手たちにまで直接的に影を落とし、深刻な脅迫問題に発展しています。デポルティーボは公式声明を出し、一部の急進的なサポーターたちが、選手たちに対してファンの主張に同調し、クラブに反対する立場を公に表明するよう執拗な圧力をかけていたことを強く糾弾しました。

💬 告発内容によると、選手たちは数週間にわたり、対面での面会時に直接口頭で迫られたほか、SNSやプライベートのメッセージアプリを通じて、プロフェッショナルな領域だけでなく私生活やプライベートの領域にまで踏み込まれ、理不尽な侮辱や圧力を繰り返し受けていました。さらに開幕エルチェ戦の試合前のウォーミングアップ中には、スタンドの一角から特定の選手に向けて大音量のヤジや侮辱が執拗に浴びせられ、試合終了後には、選手たちの家族や親族が同席している目の前で、スタジアムから出てきた選手に直接詰め寄って立場表明を強要する行為がありました。クラブはこれを重大な脅迫行為と見なし、すべての証拠をまとめて法務部門に提出し、プロとしての尊厳と健康を守るための法的措置を進めています。(via ElDesmarque)

記者会見でのプロテスト質問シャットアウトとメディア協会からの猛反発

🎙️ サポーターとの不穏な空気はミックスゾーンや記者会見場にまで波及し、デポルティーボ広報部による過激な言論統制が大きな波紋を呼んでいます。

📰 エルチェ戦後のエリアにおいて、選手(ヒモ・ナバロ)や監督(アントニオ・ヒダルゴ)に対して、報道陣がスタンドの抗議や不気味な静寂の雰囲気についての印象を問おうとしたところ、クラブの広報責任者が記者の質問を途中で遮り、『その質問は現在不適切です』として、質問への回答を強制的に拒否しました。

🚨 この言論の自由を脅かす強硬姿勢に対し、「ガリシアスポーツジャーナリスト協会(Agaxorde)」はすぐさま懸念を表明する怒りの公式声明を発表。ジャーナリストたちを不当に阻むことは許されず、スタジアムの雰囲気は重要なニュースの1つであると主張し、『不快な質問であっても自由な質問を妨げるべきではない。クラブはジャーナリストの仕事にリスペクトを払い、会見を正常に戻すべきだ』とクラブを猛烈に批判しました。これに対し、クラブ側は『選手たちのプライベートを守るために、ピッチ外の質問を規制する必要があった』と反論しています。(via ElDesmarque)

エルチェ同点ゴールの起点となった疑惑のコーナーキック誤判定とVAR不介入の衝撃

🚨 開幕戦の後半76分に喫した痛恨の同点ゴールを巡り、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の不介入による致命的な誤審が存在したとして、大きな物議を醸しています。

🎥 サッカー界の疑惑判定を専門に検証・発信している「Archivo VAR」が公開した試合の精細な映像データによると、エルチェのマルク・アグアドが頭で同点ゴールを決めた直前のコーナーキック判定は、完全に誤りであったことが判明しました。実際は、ボールがゴールラインを割る直前にエルチェのヘルマン・バレラが自身の膝でボールを最後に触れており、本来ならばデポルティーボの「ゴールキック」で試合が再開されるべき状況でした。

⚽ 同メディアは、『ヘルマン・バレラが最後に触れていたのは100パーセント明らかであり、ゴールは違法なものだ。本来であれば Sala VOR(ビデオアシスタントレフェリー)が主審のエルナンデス・マエソ氏に介入し、判定を変更させるべきであった』と厳しくジャッジの致命的な欠陥を指摘。デポルティーボにとっては、この誤審のせいで手の中にあった勝ち点3を不当に奪いたられたことになります。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

8年ぶりとなる待望のラ・リーガ1部昇格戦は、37歳オーバメヤンの芸術的ゴラッソによる先制やレオ・ロマンの神がかり的セーブ連発に沸いたものの、最後は審判の致命的なコーナーキック誤判定とVAR不介入という極めて不運な形で1-1のドローに終わりました。しかし、それ以上に深刻な影を落としているのが、クラブ運営とサポーターの間に横たわる激しい対立問題です。ホームで一切のチャントを拒絶するオレンジボイコットや、選手たちに対するSNSや直接的な脅迫行為、さらに会見での報道質問規制を巡る記者協会との対立など、デポルティーボは今、ピッチ内外で非常に困難かつ極めて荒れた局面に直面しています。