ジローナとの徹底的な駆け引き!ウクライナ代表MFツィガンコフ獲得への執念と個人合意の裏舞台

攻撃陣のウイング補強の最優先ターゲットとして、セルタはジローナのウクライナ代表アタッカーであるビクトル・ツィガンコフの獲得に向けて執拗な交渉を続けています。

セルタとジローナの間では、移籍金(エコノミックな条件)を巡って未だに大きな隔たりが存在しています。ジローナは、ツィガンコフがプレシーズン中に見せたモンティリビでの素行不良や事件を問題視してクラブ内で懲罰手続き(規律処分)を開始しているにも関わらず、彼の市場価値を頑なに「800万ユーロ(約8M€)」と設定し、一歩も妥協する姿勢を見せていません。ジローナ側の主張としては、彼がLeganesとのリーグ戦において、コンディションに問題がなかったにも関わらずピッチに立ってユニフォームを着用することを明確に拒絶し、VIP貴賓席から試合を観戦した行為が「契約上の重大な違反および非協力的な態度」にあたるとして厳しく断罪しています。

これに対し、セルタのスポーツディレクターであるマルコ・ガルセス氏は、ツィガンコフが2027年まで契約を残しているものの、実質的に来年1月1日からは他のすべてのクラブと違約金なしでのフリートランスファーに向けた事前交渉を開始できる立場になることを指摘。半年後には市場価値が下落する選手に対して、ジローナが提示する800万ユーロという金額は「完全に現在の契約状況や経済的リスクからかけ離れた高すぎる金額」であるとして、減額を強く要求しています。

この膠着状態を打破するため、セルタは選手本人の「個人的な自己犠牲」に希望を託しています。ツィガンコフ自身はジローナの2部降格に伴い、何としてもファーストディビジョンの舞台でプレーすることを切望しており、セルタの限られた給与上限(サラリーキャップ)に合致させるために、自らの年俸(給与)を大幅に引き下げる(減額を受け入れる)意思を非公式に示しています。クラブはこの本人の強い熱意を追い風にして、ジローナとの移籍金の引き下げ交渉を極限まで継続する構えです。(via ElDesmarque)