3011日ぶりのラ・リーガ1部帰還 開幕戦エルチェ戦を前に高まるリアソールの熱狂

デポルティーボ・ラ・コルーニャは、2部リーグを2位(22勝11分9敗、勝ち点77)という素晴らしい成績で終えて見事に昇格を掴み取り、ついにスペインフットボール最高峰の舞台へと帰ってきました。実に3011日、8年という非常に長い年月を経て迎える1部リーグ(LALIGA EA Sports)復帰の記念すべき初戦は、ホームスタジアムであるリアソールに同じく残留を狙うライバルのエルチェCFを迎えて行われます。アントニオ・ヒダルゴ監督率いるチームにとって、1部での最初の目標は確実に残留を勝ち取ることであり、サポーターの期待と興奮はすでに限界突破と言えるほど高まっています。この大注目の開幕戦は、8月17日月曜日の21時00分(カナリア諸島では20時00分)にキックオフが予定されており、テレビ中継はDAZN、DAZN App、そしてMovistar Plus+のLaLiga TV Barなどを通じて生中継で楽しむことができます。(via Estadio Deportivo)

新エースのオーバメヤンと900万ユーロの守護神レオ・ロマンら新戦力たちの先発見通し

新シーズンを戦うにあたり、クラブは今夏の移籍市場で非常に積極的かつ効果的な補強を行ってきました。中でも最大の投資となったのが、マジョルカから900万ユーロの移籍金で獲得した新守護神のレオ・ロマンです。彼は背番号13を身にまとい、開幕戦のゴールマウスを守ることが確実視されています。さらに、攻撃陣の絶対的な大黒柱として、世界的な知名度を誇るスターFWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に成功し、若いンソンゴ・ビルとともに前線の固定メンバーとして先発する見込みです。

その他にも、中盤にはイタリア人MFロレンツォ・アマトゥッチ(背番号16)がマリオ・ソリアーノとコンビを組んでスタメンに名を連ねる予定です。ディフェンスラインでは、その強固な体躯と空中戦の強さで監督から大きな信頼を寄せられている19歳のポーランド人DFブライト・エデ(背番号22)が、ベルギー人DFのルーカス・ヌービとセンターバックを組む可能性が高くなっています。また、左サイドバックには元ローマのアンヘリーニョも加わりましたが、フィジカル面の仕上がり具合から、同じく新戦力であるイタリア人DFのクアリアータが先発する可能性がより高いと評価されています。(via Mundo Deportivo)

昇格の立役者イェレマイの復帰に関する不透明感とプレシーズンの唯一のつまずき

今夏のプレシーズンにおいて、チームは全体的に非常に優れた調整を進めてきましたが、伝統あるホームのテレーザ・エレーラ杯(Trofeo Teresa Herrera)でレアル・マドリードに敗戦を喫しました。これがアントニオ・ヒダルゴ監督のチームにとって、プレシーズンにおける唯一のつまずきであり、課題を残した一戦となりました。

また、昨シーズンの劇的な昇格において極めて決定的な役割を果たしたキープレイヤーであるイェレマイ・エルナンデスとアルティミラの2名については、現時点で怪我などから100%のコンディションを取り戻すには至っていません。特にイェレマイに関しては、開幕戦での復帰時期について周囲に強い不透明感が漂っており、今回の試合で先発を務めるのは難しいと判断されています。そのため、プレシーズンで圧倒的な輝きを放ったルイスミ・クルスと、若手のダビド・メジャが左右の両翼に配置されて攻撃を引っ張る方針です。なお、もう一人の新加入選手であるアス・イェンセンについては、残念ながら怪我の影響により開幕戦の招集メンバーから完全に外れることになります。(via ElDesmarque)

守備の軸を担う新センターバック獲得へ ブラシエやゼゼ、ファン・ジェズスを巡る交渉

リーグ戦がいよいよ開幕する一方で、クラブの強化部を率いるフェルナンド・ソリアーノ最高スポーツ責任者は、最後の戦力補強に全力を注いでいます。アントニオ・ヒダルゴ監督はディフェンスラインの軸となり、チームに安定感と熟練の強さをもたらすことができる経験豊富なセンターバックをもう1枚求めており、クラブは現在、3名の候補からなる魅力的な獲得リストを絞り込んで交渉を進めています。

最優先の獲得ターゲットに位置づけられているのがリリアン・ブラシエですが、これに加えて新たなターゲットとして浮上したのが、フランス人の若きDFナタン・ゼゼです。ゼゼは21歳になったばかりの有望株であり、現在はサウジアラビアのNEOM SCと2030年までの長期契約を結んでいますが、レアル・ソシエダが獲得を検討しているこの才能溢れるディフェンダーの交渉にデポルティーボが割り込む形で関心を示しています。さらに3人目の選択肢として、かつてナポリに所属し、現在は契約を満了してフリーエージェントとなっている元ブラジル代表のファン・ジェズスを無償で獲得するプランも慎重に評価されています。(via ElDesmarque)

攻撃陣の最後の仕上げ アダマ・トラオレ獲得へ向けた具体的なアプローチと交渉状況

移籍市場における「最後の仕上げ」となる超ビッグネームの獲得劇が、現実味を帯びて進められています。クラブは、圧倒的なスピードと身体能力を誇る右ウイングのアダマ・トラオレを、前線の補強を完璧に締めくくるためのピースとしてリストの最上位に置いています。

トラオレはバルセロナの下部組織ラ・マシアの出身でありながら、若くしてプレミアリーグへと渡り、実に11年もの長期にわたってイングランドの激しい舞台でプロとしての地位を築いてきました。現地メディアのOpinión A CoruñaやDXT Campeónといった主要な地元紙でも、デポルティーボがこの強靭なアタッカーの獲得に向けて非常に具体的な関心を示し、交渉を本格化させている事実が確認されており、サポーターたちの間で大きな話題となっています。(via ElDesmarque)

移籍市場最終盤の余剰人員整理とスポーツディレクター・ソリアーノの動き

新シーズンにおける1部リーグの過酷な戦いを乗り切るため、スポーツディレクターのフェルナンド・ソリアーノ氏は、新しい戦力の獲得プロセスと並行して、チーム内の不要な人員や戦力外となった選手たちの整理(operación salida)に最も重点を置いています。

今夏の市場閉幕まで残り2週間となる中、これまでにルイス・チャコン、ディエゴ・ゴメス、モハメド・ブウルディニ、そしてアレックス・ペチャロマンの4名の選手たちの放出を迅速に成立させてきました。これにより、給与制限枠の調整を進め、新しく加入したオーバメヤンやレオ・ロマン、そして交渉中のアダマ・トラオレらの登録を確実に完了させるためのクリーンな財務環境の構築を急いでいます。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

デポルティーボ・ラ・コルーニャは、8年ぶりとなる感動的な1部リーグ開幕戦を控え、オーバメヤンやレオ・ロマンら強力な新戦力を擁してエルチェとの戦いに臨みます。ピッチ外ではSDソリアーノのもと、守備陣の補強とアダマ・トラオレ獲得に向けた交渉が同時進行しており、名門の復活劇へ向けて非常に野心的かつ組織的なチーム再編が進められています。