ディフェンス再建の切り札ナイエフ・アゲール獲得に向けた緊迫の直接交渉

エリック・ブレトスSD率いるスポーツ部門は、移籍市場の最終盤に向けて非常に緻密なロードマップを遂行しています。マタラッツォ監督の強い要望に基づき、補強の最優先事項として設定されているのが、ディフェンス中央の要となるセンターバック、および攻撃陣の獲得です。

このディフェンスラインの補強候補として、ラディスラフ・クレイチやゼゼといった名前がリストアップされてきましたが、現在その獲得レースで圧倒的な最有力候補として急浮上し、交渉が本格化しているのがモロッコ代表DFナイエフ・アゲールです。

アゲールは2シーズン前、ウェストハムからの期限付き移籍でアノエタに在籍しており、その卓越した守備技術、リーダーシップ、およびビルドアップの安定感によってサポーターやクラブ関係者に極めて素晴らしい印象を残した実績があります。ソシエダは彼の復帰を熱望しており、すでに獲得に向けた具体的な直接交渉を公式にスタートさせています。

アゲールは昨シーズン、2300万ユーロという巨額の移籍金でオリンピック・リヨンへと完全移籍し、2030年までの長期契約を結んでいました。しかし、リヨンが今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃したことで急激な財務計画の変更を余儀なくされ、チーム全体の給与削減や資産売却を進めるために、彼を放出リストに載せざるを得ない状況となりました。

リヨン側は獲得時に支払った巨額の投資を回収するため、安易な安売りには応じない姿勢を見せていますが、レアル・ソシエダはこれまでの良好な関係とアゲール本人が再びサン・セバスチャンでプレーすることへの前向きな姿勢を武器に、取引を成立させるための糸口を探っています。新戦力の獲得が遅れていることに焦りを感じていたファンにとっても、この実力派ディフェンダーの復帰交渉は非常に大きな希望となっています。(via ElDesmarque)