苦しむアントニーの不運とデータ分析で浮き彫りになるチームの攻撃課題と堅守
背番号7を背負うアントニーが不運とプレッシャーの中で苦しんでいます。今季ここまで公式戦7試合および欧州CLリール戦に出場しているものの、0ゴール0アシストと結果が出ずにいます。シュート総数は32本とキリアン・エムバペやラミン・ヤマルに次ぐリーグ3位、枠内シュート数でも4位、相手ペナティエリア内でのパス成功数は21本でリーグ2位と、攻撃の局面に顔を出し続けているものの、あと一歩のところでゴールに至らず強い焦りを見せています。
このアントニーの姿は、現在のベティス全体の戦いぶりを象徴しているとも言えます。チームは公式戦6勝利のすべてが1点差勝利という粘り強い戦いを続けています。
各種データ分析によると、チームのスプリント数はバルセロナ、レアル・ソシエダに次ぐリーグ3位を記録。パブロ・フォルナルスがボール奪取数40本でリーグ3位、マーク・ロカが36本で8位と中盤の奪取力が高く、ナタンのクリア数49回はリーグ1位を誇ります。またポゼッション率は昨季の50.21%から54%へと上昇しました。
しかし課題も明確です。試合の前半は6得点3失点と勝ち越しているのに対し、後半は3得点4失点とペースダウンする傾向があります。守備陣は相手のシュートに対する失点率が17%と非常に堅固な数値を示している反面、攻撃陣のシュート成功率は20%に留まっており、絶好調のゴールキーパー陣に救われつつも決定力の改善が急務となっています。(via Estadio Deportivo)