マルティン・スビメンディ アーセナルで出番を減らし1月退団を模索

イングランドのアーセナルに所属する27歳のスペイン代表ミッドフィールダー、マルティン・スビメンディが、1月の移籍市場で退団を模索している。今季の構想から外れている司令塔に対し、中盤の刷新を目指すレアル・マドリード、FCバルセロナ、アトレティコ・マドリードのスペイン3強が揃って強い関心を寄せる事態に発展している。

レアル・ソシエダから期待を集めて移籍し2030年までの長期契約を結んでいるものの、ミケル・アルテタ監督の起用法になじめず不遇を託囲している。今季はプレミアリーグやチャンピオンズリーグでの先発出場が一度もなく、時にはベンチメンバーからも外れるなど完全な過剰戦力と化してしまった。現状に強い不満を募らせた本人は、出場機会を求めて冬の市場での環境変化を決意した。

この動きを察知したラ・リーガの巨頭たちは、一斉に獲得へ向けた調査を開始した。中盤の世代交代とゲームメイカーを求めるレアル・マドリードに加え、財務制限の中で即戦力MFを探すバルセロナが動向を注視している。さらに展開力のあるアンカーを欲するアトレティコ・マドリードも、補強ポイントを埋める存在として注目する構えだ。

ただし、アーセナル側が高額な移籍金やローン条件を提示する可能性は高く、どのクラブが冬の段階で具体的なオファーを出せるかが焦点となる。かつてソシエダでラ・リーガを席巻したゲームメイカーが、わずか半年で母国リーグへ帰還を果たすかどうかに注目が集まっている。

この移籍劇は、プレミアリーグでポジションを失った最高峰の才能を巡り、ラ・リーガのトップ3クラブによる争奪戦が起きているという図式だ。一方で、1月の移籍市場が開くまでにアーセナルでの立場が変わらなければ、母国への急な復帰に向けた交渉が急速に進展する可能性はきわめて高いという。(via Mundo Deportivo)