レアル・マドリード エンドリッキの活躍にモウリーニョ監督が放出を完全否定

レアル・マドリードに所属するブラジル人フォワードのエンドリッキが、欧州最高峰の舞台で圧巻の逆転劇を演出したことで、クラブ内の立ち位置を盤石なものにした。ASローマ戦で途中出場から見事な1ゴールを挙げMVPに輝いた直後、ホセ・モウリーニョ監督が改めて他クラブへの放出の可能性を断固として否定したためである。

1点から3点へとリードを許す苦しい展開となったASローマ戦の後半、ピッチに送り出されたエンドリッキは、鋭い動き出しで得点を奪いチームを奮い立たせた。負傷からの復帰以降は出場機会に恵まれず不遇の時を過ごしていたものの、この大一番で自らの価値を証明し、見事な逆転勝利の立役者となった。試合後、取材に応じたエンドリッキは『ベンチで神に祈っていたところ、助監督のヌーノ・サントスに呼ばれた。こんなに早く出番が来るとは思っていなかったが、ピッチに立って大好きなサッカーをし、チームと監督を助けられて嬉しい』と語り、自らの未来が常に白いユニフォームと共にあることを強調した。

一方、彼を指導するホセ・モウリーニョ監督も、若き才能に対する揺るぎない信頼を口にしている。指揮官は『数ヶ月一緒に仕事をして彼の才能は熟知している。若手選手特有の改善点は存在するものの、他クラブへ貸し出したり売却したりするような選手ではない。彼はレアル・マドリードのレベルに達している』と明言し、一時は噂された他クラブへのローン移籍の可能性を完全に一蹴した。

つまり、一時は出場機会の少なさから移籍の噂も囁かれた若き大器が、自らの実力で立場を力強く手繰り寄せたということだ。指揮官が公式の場で明確に放出を否定したことにより、彼を取り巻く移籍騒動にはひとまず終止符が打たれた。今後の焦点は、この活躍を契機として彼がマドリードの攻撃陣でどこまで先発の座を脅かす存在になれるかという点に移っていく。 (via ElDesmarque)