クラシコ前のハプニングと審判からの言葉

試合前のスタジアム周辺では、熱狂が思わぬハプニングを引き起こしました。バルサの選手たちを乗せたバスがカンプノウに到着する際、レス・コルツ地区に集まった数千人のファンが焚いた発炎筒の煙で視界が遮られ、なんと一部のバルサファンが自分たちのチームのバスをレアル・マドリードのバスと勘違いして投石を行いました。この前代未聞の事態により、バルサのバスの車体はへこみ、複数の窓ガラスが割れる被害を受けました。その後到着したレアル・マドリードのバスも同様に投石を受け、窓ガラスが割れる被害が出ました。幸いにも両チームの選手・スタッフに怪我はありませんでした。

また、試合開始前のコイントスの場面では、レフェリー・カメラ(Ref Cam)を通じて、アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス主審が両キャプテンであるペドリとビニシウス・ジュニオールに語りかけた言葉が明らかになりました。主審は『周りに20人もいるより、私たち3人の方が分かり合える。だから、助けを君たちに委ねる。そうでなければ私が解決しなければならなくなり、それはより悪いことになる。落ち着いて、君たちはキャプテンだ、落ち着いて、良い態度で、腕を下げて、私たちに叫ばず、世界中のすべての落ち着きを持って、敬意を持って話してほしい。私たちにとっても重要な試合になることを忘れないで。幸運を祈る、試合を楽しんで、皆にとって簡単に行くようにしよう』と冷静な対応を求めていました。

試合中、カンプノウのファンはビニシウスに対して、バロンドールを逃したことを揶揄する「ビーチボール」のチャントを浴びせました。これに対しビニシウスは、両手で「15」のジェスチャーを作り、マドリーのチャンピオンズリーグ優勝回数を誇示して応戦しました。また、別の場面では、元バルサのDFであり現在FCアンドラのオーナーを務めるジェラール・ピケが、自身のアンドラが昇格を争うラス・パルマスに5-1で勝利したことを受け、ラス・パルマスが作成した「開いた手」のポスター画像を引用して、X(旧Twitter)に『結局のところ、そうではなかったようだ』と「マニータ(5ゴールの意味と開いた手をかける表現)」の絵文字とともに投稿し、マドリーへの皮肉も込めたパフォーマンスとして話題を呼びました。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Esport3)

【本日の総括】

悲しみと喜びに包まれた歴史的な夜、FCバルセロナは本拠地でレアル・マドリードを粉砕し、2年連続のリーグ優勝を成し遂げました。父親を亡くしたフリック監督の強い意志と、それに応える選手たちの絆がカンプノウに奇跡をもたらしました。残り3試合での勝ち点100の大台到達を目指し、バルサの快進撃はまだまだ続きます!