リサンドロ・マルティネス 契約満了迫りバルセロナとアトレティコが浮上
マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表ディフェンダー、リサンドロ・マルティネスの獲得に向け、FCバルセロナとアトレティコ・マドリードが動向を注視しており、現在は市場での機会を伺う観測の段階にある。イングランドのクラブとの契約が6月に満了を迎えるなかで契約延長を拒否する姿勢を見せており、市場価格を下回る移籍金で獲得できる絶好の機会としてスペインの二大クラブから熱い視線が注がれている。
マルティネスは現在マンチェスター・ユナイテッドとの間で不穏な空気が漂っており、現行契約の満了は2027年6月に迫っている。市場価値は4500万ユーロと査定されているものの、本人が契約更新に応じない意向を固めた。そのためクラブ側はフリー放出のリスクを避けるべく、より安価な条件で売却に応じる可能性が高まっている状況だ。
この状況に対し、SPORT紙によれば、FCバルセロナのデコ・フットボールディレクターは中央の守備陣を補強するための絶好の市場機会として注視している。クラブは複数の獲得候補をリストアップしているものの、マルティネスほど経済的に手頃な条件で獲得できる実力者は他に存在しないからだ。質の高い左利きセンターバックの補強を目指すバルセロナにとって、彼の移籍金の値下げ交渉は非常に魅力的な選択肢となっている。
一方、AS紙の報道によれば、アトレティコ・マドリードもまたマルティネスの動向を影から厳重に追撃している。ディエゴ・シメオネ監督率いるチームも守備陣の再構築を進めており、アルゼンチン代表で実績のあるマルティネスの守備能力と激しい闘争心を高く評価しているからだ。バルセロナ単独の獲得劇ではなく、ラ・リーガのライバルクラブによる熾烈な争奪戦へと発展する兆しを見せている。
この動きが示すのは、プレミアリーグで契約満了が近づくトップクラスのディフェンダーを巡り、ラ・リーガの二大強豪が相次いで動き出しているという現実だ。選手本人がユナイテッドとの関係を改善しない限り、2027年1月の移籍市場が近づくにつれて交渉はさらに熱を帯びる。契約更新に応じない選手の意向と、少しでも資金回収を図りたいクラブ側の妥協点がどこで見出されるかが今後の最大の焦点だ。(via SPORT / AS)