ラシン・サンタンデール
14年ぶりのLALIGA EA Sports(1部)への自動昇格を果たしたラシン・サンタンデールは、ホセ・アルベルト監督の体制のもと、来季に向けた積極的な動きを見せている。最大の目玉はカンテラ出身のセルヒオ・カナレスの帰還だ。メキシコのCFモンテレイとの契約が満了してフリーとなるカナレスとの交渉は最終段階にあり、マノロ・イゲラ会長は『今週セルヒオと直接話をした。まだ署名待ちだが、双方が復帰を望んでいることは誰もが知っている。私にとって彼の復帰は就任時からの目標であり夢だ。数日中にラシンファンに喜びを与えたい』と明言した。カナレス自身も『クラブと街に対する責任があるため、100%のコンディションでのみ戻る』と強い覚悟を示している。
さらに、23/24シーズンにラシンで19ゴール3アシストを記録し、セグンダのスペイン人得点王(サラ賞)に輝いたジェラール・フェルナンデス(通称ペケ)の再獲得も画策している。ペケは400万ユーロでセビージャへ移籍し、2028年まで契約を結んでいるが、4人の監督が交代する不安定な状況下で今季は28試合出場(先発14試合)で1148分、3ゴール2アシストと出番に恵まれていない(昨季は29試合出場、1264分、1ゴール1アシスト)。市場価値3000万ユーロとされるペケの復帰について、イゲラ会長は『月曜日にホセ・アルベルト監督と共にペケと話した。彼は私たちの仲間であり、復帰を喜んでくれるだろうが、セビージャに400万ユーロで売却した選手をタダでは手放してくれない。本当に難しい交渉になる』と現状を説明した。なお、バルセロナへ600万ユーロで売却され、昨夏500万ユーロでマジョルカへ移籍したパブロ・トーレの復帰交渉については『全く接触はない』と完全に否定している。
来季に向けて約8人の新戦力を補強する予定で、それに伴い退団する選手も出てくる。しかし、ホルヘ・サリナスやグスタボ・プエルタなどの有望株については、契約解除金が支払われない限り放出しないというクラブの哲学を貫く方針だ。1部でのサラリーキャップは3000万ユーロを超える見込みだが、イゲラ会長は『カテゴリーで最も低い予算になることはほぼ確実だが、素晴らしいチームを作る。目標は奇跡の残留だ』と現実的な見通しを示した。(via Estadio Deportivo)