UDラス・パルマス vs マラガCF
レギュラーシーズン5位のラス・パルマスと4位のマラガが激突するプレーオフ準決勝第1戦を前に、熱狂と緊張が高まっている。決戦の地グラン・カナリアへ向かうマラガの遠征メンバー23名(エレーロ、ガビロンド、プガル、エイナル、ダルコ、ラモン、チュペ、ラルビア、ホアキン、ドトル、カルロス・ロペス、ビクトル、ムリージョ、ハウレギ、ダニ・サンチェス、モンテロ、ニーニョ、ダニ・ロレンソ、イサン、ロベテ、ラフィータ、アーロン・オチョア、レシオ、ラファ)は、マラガのコスタ・デル・ソル空港で400人のファンの大歓声と発煙筒による熱烈な見送りを受けた。クラブは100枚の招待チケットを交換し、現地には約300人のサポーターが乗り込んでアウェイセクターを埋める予定である。
両チームには大きな予算格差が存在し、ラス・パルマスが予算4660万ユーロ(サラリーキャップ1510万ユーロ)を誇る一方、マラガは予算1170万ユーロにとどまる。レギュラーシーズンの対戦ではマラガが2勝(0-1、2-0)と圧倒しているが、ラス・パルマスの主将ジョナタン・ビエラは『経験が重要になる』と短期決戦での優位性を強調した。これに対し、マラガのフアンフラン・フネス監督は『現実から目を背けるつもりはない。ラス・パルマスはプレーオフではなく、自動昇格を目指して作られたプロジェクトだ。経験の差は明らかだが、我々も全力を尽くす』と応戦している。試合後、マラガの遠征チームはチャーター機で日曜日の深夜2時頃に帰る予定となっている。
さらに、この大一番を裁くバレンシア出身のアンドレス・フエンテス・モリーナ主審(35歳、VARはホセ・アントニオ・ロペス)を巡る大きな物議が起きている。4月11日に行われた第35節の両者の対戦で、マラガのGKエレーロがラス・パルマスの日本人選手・宮代大聖(Taisei Miyashiro)の頭部に両拳を、腰に膝を激しくぶつける無謀なプレーがあったにもかかわらず、主審はPKを吹かずVARも介入しなかった。その後、スペインサッカー連盟の審判技術委員会(CTA)が「GKがボールに触れたことは罰則を免除する理由にはならない。明確なPKとイエローカード相当の無謀なプレーであり、VARは主審にモニターでの確認を推奨すべきだった」と公式に誤審を認めたことが発覚した。ラス・パルマスのルイス・ガルシア・フェルナンデス監督は『ベンチの画面ではっきりと見えたのに、VARが介入して状況を解釈しなかったのは批判されるべきだ』と強い不満を表明しており、因縁の審判の配置にピッチ内外で極度の緊張が高まっている。(via SPORT)