1部最悪の決定力不足!決定機変換率21.1%が示す攻撃陣の深刻な機能不全

⚽️ バレンシアの得点力不足は深刻を極めており、今季9節を終えてチーム全体でわずか6ゴールにとどまっています。しかし、その裏には単なるチャンス不足にとどまらない大きな矛盾が存在します。実はバレンシア、ラ・リーガの10チームよりも多くの「明確な決定機(occasions claras)」を作り出しながら、それを最も活かせていないチームなのです。

📊 Optaの公式スタッツによれば、バレンシアはここまで19回の決定機を作り出しましたが、そのうち15回を逸失。ゴールに結びついたのはわずか4回で、決定機変換率はわずか21.1%に過ぎません。これは決定機の10回中8回近くを無駄にしている計算となります。

📉 最下位に沈むマラガ(決定機8回中2回成功で25.0%)を下回り、リーグ最低の決定力に甘んじています。首位セビージャ(57.1%)、レーシング(56.3%)、デポルティーボ(50.0%)、エスパニョール(50.0%)、ヘタフェ(50.0%)といった上位陣はもちろん、決定機を33回逃しながらも59回作り出して44.1%を誇るFCバルセロナとも雲泥の差があります。

🔍 個人別のデータを見ると問題はより鮮明になります。アルノート・ダンジュマはチーム最多の14シュート(枠内5)を放ちながらいまだ無得点。前節アスレティック・ビルバオ戦でのウナイ・シモンとの1対1をはじめ、決定機を4回逃しておりチームワーストの数字です。一方、ウーゴ・ドゥロは402分間のプレイでわずか5シュート(枠内0)と、80分に1本しか打てておらず、フィニッシュにすら絡めていません。

💡 また、12シュートで無得点のハビ・ゲラですが、彼はすでに2アシストを記録し、ドリブル突破でチャンスを作っているため一概に責められません。なお、チームの6ゴールのうち、マイオル、オトルビ、ラバ、ルイス・リオハ、サディクがそれぞれ1ゴールずつ(残り1点は相手のオウンゴール)を挙げており、複数得点を決めた選手は一人もいません。期待値(xG)わずか5%のミドルシュートを決めたカンテラーノのマイオル(シュート2本中1ゴールで決定率50%)は、アギーレ体制の直近2試合で出場機会を得られていません。

⚠️ この極端なアタッカー陣の不振は、夏の移籍市場における補強計画の誤算を浮き彫りにさせており、冬のウインドウでの攻撃陣補強の必要性を物語っています。(via SPORT)