得点力不足へのデータ反論と下部組織FW抜擢の試行錯誤

直近4試合でわずか2ゴールという深刻な決定力不足に批判が集まる中、テルジッチ監督は客観的なデータを提示して反論を展開しました。指揮官は『私たちはポゼッション、クロス数、シュート数、ペナルティエリア手前(ラストサード)への侵入回数といった統計データにおいて、リーグ上位4チームに入っている。これは、私たちがゴールを決める状態まであと一歩のところまで来ていることを意味している』と主張し、攻撃のプロセス自体は機能していることを訴えました。

長期離脱となったエースのグルセタ不在を埋めるため、チームは様々な前線の組み合わせを試しています。今季はイニャキ・ウィリアムズ、グルセタ、マロアンをセンターフォワードとして起用してきたほか、ロベルト・ナバロをセカンドストライカー、ニコ・セラーノを前線に配置するテストも実施してきました。

テルジッチ監督はさらに『下部組織(カンテラ)のストライカーたちとも一緒にトレーニングを行っている。9番の選手にゴールを求めることは必要だが、ただそれだけに頼るのではなく、チーム全体で得点を生み出さなければならない』と述べ、若手FWの抜擢も視野に入れつつ、全員攻撃でゴールを奪う意識改革を求めました。

また、サイドのポジションで試行錯誤が続くホハネコ(Johaneko)の起用理由についても説明。『ホハネコは左右のサイドバックおよびウイングというサイドの4ポジションすべてでプレーできるユーティリティ性を持っている。エルチェ戦では左サイドのニコ・ウィリアムズ側で多くのチャンスを作れていたのに対し、右サイドの危険性が不足していたため彼を右で起用した。彼は毎日の練習で驚くべき取り組みを見せている』と語り、戦略的意図に基づいた抜擢であることを明かしました。(via MARCA)