ジュリアーノ・シメオネの試練 「親の七光り」批判を跳ね返す泥臭い献身とアトレティコ愛
アトレティコ・マドリードに所属するジュリアーノ・シメオネに対し、父ディエゴ・シメオネ監督の存在ゆえに向けられる不当な「親の七光り」批判と、それをピッチ上で跳ね返す本人の泥臭い献身ぶりに注目が集まっています。
一部のメディアやアンチファンからは「シメオネの息子だから重用されている」という理不尽なバッシングが絶えませんが、ジュリアーノは下部組織で実績を残した後、サラゴサやアラベスへの期限付き移籍で修行を積み、自らの実力でトップチーム復帰を勝ち取った背景があります。アラベス時代には深刻な足首の怪我を負いながらも復帰し、クラブから再貸出を熱望されるほどの信頼を得ていました。
現在のチームにおいて、ジュリアーノの走行距離と泥臭いプレッシング、スタミナはマルコス・ジョレンテと並びチームトップクラスであり、サイドハーフから前線まで複数のポジションを高いレベルでこなしています。先日のリヴァプール戦でも左サイドで先発して右サイドへ移動するなど、縦横無尽の活躍を見せました。
幼少期から金髪をなびかせてラダメル・ファルカオらスター選手たちとスタジアムで走り回り、父の歴史的な勝利を兄弟とともに祝ってきたジュリアーノは、誰よりもアトレティコのユニフォームに強い誇りと愛情を持っています。
アルゼンチン代表でもスカローニ監督からW杯準決勝で先発に抜擢されるなど、周囲の「七光り」という陰口を一切寄せ付けない実力と謙虚な姿勢で、着実に自らの地位を確立しつつあります。(via MARCA)