ベジェリンのノスタルジー バダロナの柵を越えて父とボールを蹴った幼少期とガザ情勢への持論

レアル・ベティスのDFエクトル・ベジェリンが、自身が生まれ育ったカタルーニャ州バダロナでの幼少期の思い出や自身のルーツについて温かいエピソードを披露しました。

1960年代の移民の波に乗って父がセビージャから、母がエストレマドゥーラからバダロナへ移住し、父がバダロナのジョレーダ地区でサッカーをしていた夏に母と出会ったという両親のドラマチックな出会いを明かしました。

ベジェリン自身もバダロナで生まれ、5歳の時にヘスス・マリアという地元のチームでサッカーを始めました。特に心に残っているのは父親とのサッカーごっこで、『週末になると、父と二人でシストレジスのグラウンドの柵を飛び越えて忍び込み、ボールを蹴っていた。僕が生まれて初めてボールに触れたのは、あのバダロナのグラウンドだった』と懐かしい思い出を振り返りました。

また、当時のバダロナは隣人同士で子供を預かり合うような温かい地域コミュニティが存在していたと語り、『バダロナの人間(badaloní)であることを心から誇りに思っている。近いうちにまたあの街並みを散歩して、ルーツを確かめたい』と郷土愛を爆発させました。

さらにインタビューの終盤では社会的テーマにも言及し、女子サッカー選手への待遇改善と完全な平等化を強く訴えたほか、イスラエルとガザをめぐる情勢についても見解を表明。『これはイデオロギーや政治の議論ではなく、人間としての基本的な権利の問題だ』と主張し、プロ選手として社会的な問題に声を上げていく姿勢を示しました。(via SPORT)