レアル・オビエド

オビエドは今夏、16名の新戦力を獲得し、11名を放出するというクラブ史上最大級の「革命的刷新」を断行しました。英雄サントス・カソルラの退団という大きな喪失を乗り越え、カレロ監督の下で27名という非常に厚い布陣を敷いています。残留した主力はエスカンデル(2029年まで契約延長)、ナチョ・ビダル、ダビド・コスタス、ダニ・カルボ、レイナ、ブランドン・ドミンゲスのわずか6名のみです。

この激動の市場を締めくくったのが、MFルカ・イリッチの契約解除劇です。昨季の低調なパフォーマンスと、セグンダ降格後も下がらない高額な給与がネックとなり、構想外となっていたイリッチに対し、クラブは市場最終日の残り2時間という極限状態で緊迫した交渉を行いました。イリッチ本人がカルロス・タルティエレのオフィスに直接現れ、わずか30分間の交渉の末に2年残っていた契約の解除合意書に署名しました。これによりクラブは多額の給与負担を節約し、選手登録枠も1つ空けることに成功しました。イリッチはプレシーズン中、エル・レケシオン練習場でチームから隔離され、同じく買い手が見つからず残留したブランドン・ドミンゲスと別メニュー調整を続けていました。現在はフリーとして、カンファレンスリーグに出場するキプロスのパフォスへの移籍が有力視されています。

高額な給与負担を解消し、財政的柔軟性を得たオビエドは、カレロ監督の下で新戦力と若手を融合させた27人体制を engrasar(活性化)させ、悲願の1部昇格に向けて大きな一歩を踏み出しています。 (via SPORT)