ジュニオール・フィルポはベティス残留へ、ドバイでの徹底強化と欧州リストでの極めて重要な役割

🇩🇲 一部でイングランドやトルコのフェネルバフチェへの売却交渉の噂が飛び交っていたドミニカ共和国代表左サイドバック、ジュニオール・フィルポですが、今夏の移籍市場でのベティス離脱の可能性はほぼゼロとなりました。

選手エージェント(Gersh社)やベティスのフロントは、双方ともが少なくとも冬の移籍市場までは契約を尊重してチームに残る意思を明確に確認しています。フィルポは昨シーズン、度重なる負傷に苦しみ自信と信頼を完全に失っていましたが、今夏はドバイの特別専門トレーニングセンターにて自身のフィジカルを徹底的に強化。『人生で最もタフなコンディション』を作り上げ、再びファンの信頼を取り戻すための不退転の決意を固めています。

さらに、クラブにとっても彼の残留は戦術プラン上、絶対に欠かせない事情があります。それは、UEFAチャンピオンズリーグの登録リストAにおける「カンテラーノ(育成枠)」の規定です。ベティスがこのリストを満たすには、下部組織出身かつ一定の基準をクリアした選手を4名登録しなければならず、フィルポ、そしてダニ・セバジョスアルバロ・バジェス、ジュニア期の特定の選手たちの存在は、この複雑なレギュレーションにおいて非常に大きな防壁(プロテクション)となっています。 (via Estadio Deportivo)

ダニ・セバジョスのベティス帰還とアムラバト獲得へのシナリオ、サラリーキャップ制限という高い壁

⚙️ 移籍市場の最終盤を迎え、ベティスのスポーツディレクター、マヌ・ファハルド氏が最も頭を悩ませているのが、中盤の絶対的な強化とサラリーキャップのパズルです。

現在、登録可能な背番号は「25」が空き番号となっており、追加登録は1名可能となっています。

何よりもファンとクラブが熱望しているのが、ウトラの自宅で家族とともに時を過ごし、双子の娘のお披露目を行っているダニ・セバジョスの「わが家(ベティス)」への帰還です。セバジョスはレアル・マドリードを退団してフリーエージェントとなって以降、サウジアラビアやトルコ、イタリアからの莫大なマネーオファーをすべて拒絶し、ベティスに移籍するために給料の大幅な減額に応じる覚悟を完了しています。

また、ペジェグリーニ監督が守備的ピボーテの更なる強化として熱望するソフィアン・アムラバト(フェネルバフチェ所属、契約は2028年まで)についても、アムラバト本人が2年の契約のうち1年を放棄して自由契約でのベティス移籍を画策しており、ベティスへの強い愛着を示しています。

しかし、これらの大物を同時に登録するためには、現在リーガの定める経済的制限(LCPD)がほぼ限界に達しているため、まずは高給を支払っている「大きな選手の放出(トランスファー)」を完了させなければ、どのような形であっても新たな登録は不可能という冷酷な現実がフロントを待ち受けています。 (via Estadio Deportivo)