AD Ceuta FC

ADセウタFCの周辺を取り巻く不法移民流入危機は、フットボール界を巻き込む大規模な政治的問題として緊迫感を増している。

ラ・リーガのハビエル・テバス会長は月曜日のインタビューで、『セウタが直面している悲しい状況は決して終わっておらず、問題は今も存在している。セウタの街が日常を取り戻し、リーグが最大限正常に行われるよう支援を惜しまない』と表明した。スペイン代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテや連盟会長の訪問に続き、テバス会長自身も今月中に現地を直接訪問する意向を示した。

この問題はピッチ外の様々な行動に飛び火している。エスパニョールに所属するマルコス・フェルナンデスが試合後に『セウタは売り物ではない、セウタは守られるべき』と手書きのメッセージが書かれたインナーシャツをスタジアムで掲げ、セウタ市民への連帯を示した。

その一方で、モロッコでは別の思惑が蠢いている。強豪マグレブ・フェズのウルトラスグループ「Fatal Tigers」は、アフリカチャンピオンズリーグの試合において、スペイン語で『セウタとメリリャ:二つの都市、一つの祖国。モロッコ』と大書された政治的な巨大横断幕を掲示。2030年のワールドカップ共同開催をポルトガルも含めて推進する最中でありながら、両国間の国境対立がスタジアムのピッチ外やスタンドで大きな波紋を呼んでいる。(via Mundo Deportivo)