移籍・補強動向:左ウイングの刷新とアドリアン・リソへの熱視線

アドナン・ヤヌザイの退団が決定し、ルベン・バルガスやチデラ・エジュケの売却の可能性も高まっている中、ホセ・イグナシオ・ナバーロSDは左ウイングの強化に向けた市場調査を進めている。ビジャレアルへのレンタルから復帰したアルフォンを同ポジションの戦力として計算しつつ、新たに獲得リストの最上位に挙げているのが、レアル・サラゴサに所属し、昨季はゲタフェへレンタル移籍していた21歳のアドリアン・リソである。

リソは今季開幕直後にサンチェス・ピスフアンで行われたセビージャ戦で2ゴールを奪うなど、常に相手の脅威となる活躍を見せた。ゲタフェは彼に設定されていた300万ユーロの買い取りオプションを行使せず、アンヘル・トーレス会長が150万ユーロへの減額オファーを提示したが、サラゴサ側は「3部へ降格したからといって選手を誰にも安売りするつもりはない」とこれを一蹴。そのため、リソは再び移籍市場に名前が出ることになった。

この若きウインガーには、ラージョ・バジェカーノ、レバンテ、バレンシアといった1部のクラブや、降格したマジョルカなど国内から多くの関心が寄せられている。さらにギリシャやオランダのクラブ、イタリアのヴェネツィアやパルマからも熱心なアプローチがある。しかし、リソ本人がスペイン1部リーグでのプレー継続を強く望んでおり、海外への移籍に難色を示していることが、セビージャにとって大きな追い風となっている。とはいえ、資金捻出が急務のセビージャにとって、移籍金が発生するリソの獲得は決して容易なミッションではない。リソはサラゴサと2029年までの契約を結んでおり、昨季は31試合で1801分間プレーし、3ゴール3アシストという実績を残している。(via Estadio Deportivo)