次節ラシン戦もレガネスでの開催が濃厚、激怒のサポーターは観戦ボイコットと大規模な抗議デモを決定
本拠地「エスタディオ・デ・バジェカス」が、安全基準の深刻な欠陥などを理由にマドリード自治州から使用権を剥奪されて久しいですが、このピッチ外をめぐる大問題がさらに激化しています。
9月5日の土曜日に控える第4節ラシン・サンタンデール戦について、本来であればラージョのホームゲームですが、この試合も引き続きレガネスのホームスタジアムである「ブタルケ」で代替開催されることが濃厚となりました。ホームでのプレーを完全に奪われた形となり、これで2試合連続のブタルケでの戦いとなります。
この理不尽な対応に対し、サポーターを統括するグループである「Plataforma ADRV」は怒りを爆発させ、ブタルケへの遠征を完全ボイコットし、スタンドを空席にするよう公式に呼びかけました。すでにブタルケで開催された第2節のアラベス戦では、多くの招待客がいたにもかかわらず、観客数はわずか4,280人という寂しい光景が広がっており、ラシン戦ではさらに徹底したボイコットが行われる見通しです。
さらにサポーターたちは、ラシン戦の本来のキックオフ予定時刻だった時間である「9月5日の16:45」から、マドリード州議会前を出発してバジェカス・スタジアムへ向かう、大規模な抗議デモの実施を決定しました。彼らが掲げるスローガンは『ラシンとの試合は、18:30にブタルケでやるのではなく、16:45にバジェカスで戦うべきだ』というものであり、その要求は、スタジアムの適切な修繕と、長年にわたりクラブを虐げ、私物化してきたプレサ会長の即時退陣にあります。
一方で、フロントのサルダ副会長はスタジアム問題に対し、『ラージョ・バジェカーノはスタジアムで完璧にプレーできる状態にある。直近の検査結果もすべて良好だった』と述べ、マドリード自治州に対して早期に使用権を戻すよう迫っています。しかし、州側は要求される安全と衛生に関する不備が完全に改善されるまで許可を出すつもりはなく、現時点で再検査の予定すら立てられていません。
この混沌としたピッチ外の争いに対し、バルセロナ戦にフル出場したイバン・バジウは、複雑な本音を吐露しました。バジウは『自分たちはブロックを非常に低くして戦わざるを得なかった。バタバタした試合になってしまった。外の騒音はチームの助けにならない。チームの結束は固いが、外での問題は一切プラスに働いていない。それが本音だ』と語り、フロントと周囲のゴタゴタがピッチ上の選手たちに影を落としている事実を率直に指摘しています。(via ElDesmarque)