深刻なセンターバック不足とエスパニョール戦のスクアッド危機
今週末に控えるエスパニョールとの公式開幕戦を前に、チームはセンターバックの深刻な人材不足に直面しています。今夏ダビド・アラバが退団し、リヴァプールからイブラヒマ・コナテをフリーで獲得したものの、エデル・ミリトンとラウル・アセンシオがケガで長期離退を余儀なくされています。モウリーニョ監督はカンテラのセンターバックをファーストチームの戦力としてカウントしておらず、現在、稼働可能な本職のセンターバックはアントニオ・リュディガー、ディーン・ハイセン、新加入のコナテのわずか3人のみ。さらに、コナテはプレシーズン最後のシャルケ戦で初めてハイセンとペアを組んで30分間プレーしたのみで、連係不足は否めません。ハイセンはパフォーマンスを向上させているものの依然として不安定であり、リュディガーもプレシーズン中に精彩を欠く場面が散見されました。モウリーニョ監督がこのディフェンスラインの危機をどう乗り切るかが初戦の大きな焦点となります。(via Mundo Deportivo)
ライバル・バルサへの賛辞とラマイン・ヤマル獲得の完全否定
モウリーニョ監督は、ライバルであるバルセロナの現状について、ハンシ・フリック監督とスポーツディレクターのデコ氏の仕事を高く評価し、次のように語りました。
『気に入っている、気に入っているよ。とても素晴らしい仕事だ。フリック、デコ、そしてもちろん選手たち。私は気に入っている』
しかし、バルサの超新星ラマイン・ヤマルをマドリードに獲得したいかという問いに対しては、次のように語り、これを完全に否定しました。
『いいえ、要りません。間違いなく素晴らしい選手であり、信じられないほどの成長の余地がある。あの若さで欧州選手権やワールドカップの王者になるのは普通ではないが、我々にはトップクラスのメンバーが揃っている。現時点で誰かのためにスペースを開けるつもりはない。今は私の選手たちが最高の存在であり、彼らこそが一番だ』(via ElDesmarque)
プレシーズン最終シャルケ04戦0-3快勝の詳細
満員のフェルティンス・アレーナで行われたシャルケ04とのプレシーズン最終戦は、0-3の快勝で幕を閉じ、チームはプレシーズンを無敗で終えました。
得点シーンでは、前半に相手MFシャルレンベルクの痛烈なバックパスミスを見逃さなかったキリアン・ムバッペが先制ゴールを奪い、続いてアルダ・ギュレルの正確なコーナーキックからディーン・ハイセンが打点の高いヘッダーで2点目をマーク。後半には、 Alvaro・カレラスの絶妙なクロスをファーサイドで Carlos・ Espíが合わせて3点目を決め、試合を決定づけました。
ベルギー代表のワールドカップ最後の試合で負傷退場して以来、長期の調整を続けていた守護神ティボー・クルトゥワが先発で前半フル出場を果たし、完全復活をアピール。クルトゥワは次のように振り返りました。
『休暇中もコンディションを整えるためにジムで多くのトレーニングを行った。ベルギー代表のワールドカップでの最後の試合で負傷退場した際の問題から回復するために、個別ワークが必要だと思って数日早く戻ってきた。今日テストしてみたが、状態はとても良い。今日はシーズン開始前の最後のテストであり、良い試合をすることが重要だった。しっかりと守備を固め、多くのチャンスを作り、素晴らしいゲームができたと思う。全員が肉体的にとても良い状態に見える。大きな期待を抱いている。ワールドカップが終わってから選手たちは少しずつ合流したが、チームはやる気に満ちあふれている。誰もが素晴らしいシーズンにしたいと願っており、強いコミットメントと開始への熱意を感じる。モウリーニョ監督が我々に求めているのは、コーナーキック、フリーキックなど、試合のあらゆる瞬間において、一秒一秒に最大限の集中を払い、真剣かつ優れたプレーを見せることだ』
この試合では、新加入のコナテが先発でデビュー。後半61分には、マーク・ククレジャがカレラスに代わって左サイドバックに入り、同じくヤン・ディオマンデがファーストタッチを迎えました。ククレジャに対しては、ドイツのファンからユーロ2024でのハンド疑惑を巡る激しい大ブーイングが浴びせられ、ディオマンデは30分間の出場で18回のボールタッチにとどまる静かなデビューとなりましたが、その高いスピードの片鱗を見せました。ククレジャは試合後、次のように語りました。
『この仲間たちと一緒なら、すべてがずっと簡単になる。もうすぐ本番が始まる。とても幸せだし、リーグ開幕前に全員が素晴らしい試合をして最高のシチュエーションを迎えられた。最初の数分間でリズムを掴むことができ、早くプレーしたいという意欲に満ちている。このすべてのプロセスの裏には多大な努力があり、今自分に起きていることすべてが本当に幸せだ。この経験を今後も楽しんでいきたい。チームメイトは非常に素晴らしい人々であり、新加入の選手をとても温かく迎え入れてくれる。ピッチ内でも我々が一枚岩であることが伝わることが極めて重要だ』
試合終盤には、 Espíの絶妙なお膳立てからアレクシス・シリアが決定的なシュートを放つも枠を外し、後半途中にバルベルデに代わってセステロ、さらに試合終盤には Vinicius Jr、ハイセン、ルニンに代わってアレクシス・シリア、マリオ・リバス、ボロシンがピッチに入りました。(via SPORT)