モウリーニョ新体制の戦術と予想フォーメーション

ジョゼ・モウリーニョ新監督の基本フォーメーションは4-2-3-1となる見込みである。守備の堅固さと、アタッキングサードで違いを生み出す才能の自由度を両立させるシステムである。

ゴールキーパーはティボ・クルトワが不動のレギュラーを務める。

ディフェンスラインは大きく刷新される。右サイドバックには機動力と推進力に優れるダンフリースが入るが、インサイドでのビルドアップに関与できるトレント・アレクサンダー=アーノルドも強力なオプションとなる。センターバックはアントニオ・リュディガーと、足元の技術に優れるディーン・ハイセンのコンビが予想される。エデル・ミリトンはコンディションが100%であれば絶対的なレギュラーだが、過去の負傷と継続性の欠如が懸念されている。イブラヒマ・コナテは昨季の不調からどれだけ復調できるかが鍵となる。左サイドバックはマルク・ククレジャが、そのインテンシティと豊富な運動量でビニシウスの動きを補完する役割を担い、アルバロ・カレラスがバックアッパーとなる。

中盤のダブルボランチは、ロドリが加入すれば彼がゲームメイクとバランスをもたらし、その隣でフェデ・バルベルデがラインブレイクやプレッシング、エリア内への侵入など自由な役割を与えられる。これにより、オーレリアン・チュアメニやエドゥアルド・カマヴィンガは控えに回る可能性が高く、放出の可能性もゼロではない。また、ベルナルド・シウバはダブルボランチの一角、右ウイング、トップ下など複数のポジションでプレー可能であり、重要な役割を果たす。

トップ下にはジュード・ベリンガムが入り、ライン間でのプレーや2列目からの飛び出しでフィニッシュに絡む役割を担う。アルダ・ギュレルは昨季素晴らしい活躍を見せたが、前線の層の厚さと新戦力の影響でスタメン定着は難しい状況にある。

前線は、左ウイングに契約延長が前提となるビニシウス、右ウイングに背後への抜け出しを武器とするディオマンデが入り、右サイドの攻撃力不足を解消する。そしてセンターフォワードにはキリアン・エンバペが配置される。モウリーニョはエンバペに対しても守備時のプレッシングや献身性を強く求める方針である。

ディオマンデとロドリの両名が加入した場合、トップチームの登録枠25名が埋まってしまうため、選手を放出してスペースを空ける必要が生じる。(via SPORT, Mundo Deportivo)