ガルシア・プラサ監督が掲げる「残留と再建」の現実的目標!熱狂的な本拠地の復活を懇願

リーグ開幕が目前に迫る中、ルイス・ガルシア・プラサ監督はクラブの極めて厳しい現状を包み隠さず吐露し、サポーターに対して「過度な幻想を捨て、現実を見つめるべきだ」と強いメッセージを送りました。

監督はこれまでのプレシーズンを振り返り『ここまでの準備は非常に順調だ。選手たちのコンディションは上がっており、恐れていた筋肉のケガや過負荷によるトラブルが一人も出ていないことが何よりの収穫だ。しかし、冷酷な現実として、現在の私たちのスカッドは明らかに選手層が薄すぎる』と語りました。

さらに、クラブの極めて厳しい懐事情について『私たちは新戦力をリーグに登録するためだけに、主力を売却しなければならなかった。それが今のセビージャの現実なのだ。だからこそ、今年は最初から高い目標を掲げて大口を叩くような真似はしない。今シーズンにおいて最も重要な目標は、リーグの終盤で残留争いに巻き込まれて苦しまないこと、すなわち安定を勝ち取ることだ。この苦境を乗り越えるためには、スタジアムに駆けつけるファンがチームと完全に一体となり、ピッチの上で死に物狂いで戦う選手たちを全力で後押ししてくれることが絶対に不可欠だ』と語り、ファンの熱いサポートを訴えました。

監督は8月15日にサンチェス・ピスフアンで行われるラヨ・バジェカーノとの開幕戦に向けて、本拠地がかつて対戦相手を震え上がらせた恐怖の「精神病院(マニコミオ)」のような熱狂に包まれることを期待しており、開幕ダッシュを決めるためにサポーターへ総決起を求めています。(via Estadio Deportivo)

元セビージャ戦士カリソが激白!EL初優勝の代償となった肉体の犠牲と戦友コノプリャンカらとの絆

かつてセビージャの魂としてファンに愛され、現在はポルトガルサッカー連盟の役員を務める元ポルトガル代表DFダニエル・カリソが、今でも色褪せないセビージャでの栄光と、その裏で支払った余りにも大きな代償について赤裸々に語りました。

カリソは、セビージャの更衣室がまるで本当の家族のようであったと振り返り、とりわけ印象深いエピソードとして、かつての戦友であるウクライナ代表MFコノプリャンカとの再会について語りました。カリソの住むポルトガルのカスカイスの近くで、コノプリャンカが2人の子供とともに何食わぬ顔で暮らしていたことを知り、最初は冗談だと思ったものの、実際に何度も会って旧交を温めているといいます。

カリソはセビージャの黄金期を支えたクラックたちを『バネガはピッチの上で自分のやりたいことをすべて体現していた。レエスもまた、自分が望む時にいつでも試合を支配できる特別な才能を持っていた。彼らとともに過ごしたダービーマッチの熱狂は今でも忘れられない』と称賛しました。

しかし、その輝かしい栄光の裏で、カリソの身体はボロボロに破壊されていました。カリソは『私は常に100%を出し切る必要があった。100%では足りず、常にそれ以上を求め続けた。その結果、今では毎日足首と膝の激しい痛みに耐えながら生活している。2014年にトリノでヨーロッパリーグを初めて制覇した時、私は3月に足首を重傷を負っていたが、注射を打ち続けて最後の2ヶ月を強行出場した。それが原因で筋肉系のケガを繰り返し、最後は足首が曲がらなくなるほどだった。それでも、セビージャを助けるために自分の肉体を犠牲にしたことを、私はただの一度も後悔していないし、自分は世界一幸せな人間だと思っている』と、熱い胸の内を明かしました。

さらに、あのトリノの夜の歓喜の中で生まれたイヴァン・ラキティッチとの熱いキスの写真については『バスに乗ってからスマホを見て、自分の顔があることに初めて気づいたほどだ。今でも最高の思い出だし、更衣室でコケが流していたラファエラ・カラの音楽を、フランス人選手たちも含めて全員で大合唱していたあのアットホームな雰囲気が、セビージャを最強のチームに仕上げたのだ』と、愛するクラブへの揺るぎないロイヤルティを示しました。(via SPORT)