ファビオ・カルドーゾとジョアン・ジョルダンらの退団交渉が難航!契約解除や年俸をめぐるクラブとの泥沼の攻防
セビージャが抱える「構想外選手」たちの整理は、すべてがスムーズに進んでいるわけではありません。特に退団を促されているDFアドリア・ペドロサ、DFファビオ・カルドーゾ、DFフェデ・ガットーニ、MFジョアン・ジョルダンの4人のうち、いくつかのケースは極めて泥沼化しています。
左サイドバックのペドロサについては、これまでの活躍からデポルティボやエルチェを筆頭にラ・リーガ内外で市場価値が高く、売却やレンタルによる移籍に大きな支障はありません。しかし、MFジョアン・ジョルダンに関しては状況が凍りついています。セビージャ側がジョルダンをチームのグループから完全に除外したことに対し、ジョルダンの代理人や周囲はスペインプロ選手会(AFE)への提訴を辞さないという強硬姿勢を示しており、冷たい緊張感が漂っています。DFガットーニについても他クラブからの関心が薄く、オファーが届かない状況が続いています。
また、昨夏にポルトから加入したものの全く出番を得られず、ガルシア・プラサ監督の構想から完全に外れているDFファビオ・カルドーゾの退団も極めて難航しています。カルドーゾは過去にアル・アインでプレーした経験から中東地域への移籍を希望しており、代理人も動いていますが、具体的な進展はありません。2027年まで契約を残すカルドーゾに対し、セビージャは契約解除を提案したものの、そのために必要な残り1年分の年俸の支払いをセビージャ側が拒否したため、カルドーゾ側も一歩も引かず、交渉は完全にデッドロックに乗り上げています。(via Estadio Deportivo)
エネス・ウナル獲得の試みは頓挫!さらにブライアン・サラゴサの獲得競争からも完全脱落
セビージャは獲得候補リストに挙げていたアタッカーたちの交渉において、厳しい現実に直面しました。まずは、かつてラ・リーガで高い得点力を証明し、現在はボーンマスに所属するトルコ代表FWエネス・ウナルの獲得を試みました。セビージャはボーンマスへ売却するフアンルの交渉の一部として、ウナルを買い取りオプション付きのレンタルで連れてくるプランを模索し、クラブ間での打診を行いました。しかし、ボーンマス側はウナルの完全移籍による現金化のみを求めており、セビージャが望むレンタルでの交渉を一切拒否しました。さらにウナルの高額な年俸がセビージャの給与体系に全く合わないこと、そして何よりもウナル自身がかつて所属したヘタフェへの復帰を最優先に熱望していることから、セビージャの挑戦はあっけなく失敗に終わりました。
また、バイエルン・ミュンヘンのヴィンセント・コンパニ新監督の構想から外れて市場に出ているブライアン・サラゴサについても、セビージャは獲得競争から完全に脱落しました。バイエルンはサラゴサの売却またはレンタルを模索しており、ラ・リーガではエスパニョールやアラベスがその動向を注視していますが、セビージャへの移籍という選択肢は現時点で完全に消滅しています。(via Estadio Deportivo)