レアル・マドリード会長選挙、舌戦と場外乱闘
20年ぶりに行われているレアル・マドリードの会長選挙。投票日を前に、フロレンティーノ・ペレス会長と対立候補のエンリケ・リケルメによる舌戦がヒートアップした。ペレス会長はテレビ番組でリケルメがクラブのマスコットとして「レアル・マンドリル」というアンチが使う侮蔑的な名前を面白がって選んだことに激怒。『私はテレビの司会者がショーをするために丸めたシャツを持っていくようなことはしない。私は世界最高の選手たちをレアル・マドリードに連れてくる。アンチ・マドリディスタが選んだマスコットで我々を侮辱するような司会者と一緒に笑うなど、我々のエンブレムとシンボルへの敬意を欠いている。世界で最も重要なクラブを嘲笑しようとするものだ。レアル・マドリードのシャツは嘘で汚されてはならない。レアル・マドリードのシンボルは、レアル・マドリードの会長になろうとする者から軽蔑されるべきではない』と痛烈に批判した。さらに、リケルメがクロップ監督の招聘を宣言した直後に代理人から否定された件についても『昨夜、ある監督の名前を挙げて月曜日から彼と話をすると言ったが、数分後にはその監督が「無駄な努力だ」と答えた。キャンペーンの最初にはすでに決まっている監督がいなかったのか?本当にこの人たちは何でもありだ』と切り捨てた。一方のリケルメは、ペレスの側近であるアナス・ラグハリがバルセロナの経済危機を救うことで私腹を肥やし、ペレスがクラブを売却しようとしていると非難。『わずか15日前には、多くのマドリディスタがアナス・ラグハリが誰なのか、フロレンティーノ・ペレスがクラブで何をしようとしているのか知らなかった。マスメディアの報道のおかげで、ソシオはフロレンティーノがレアル・マドリードを売却しようとしていること、そして彼の右腕であるアナス・ラグハリがバルセロナを救うことで裕福になったことを知った』と主張。また『クラブが破産状態や深刻な資金不足にあるのではないか?』と財務の透明性を強く要求し、『日曜日(投票日)は盲目的な服従の日ではない。ソシオの責任の日だ。これ以上、このエンブレムを支えている人々の背後で決定が下されることのないよう、レアル・マドリードの手綱を取り戻すかどうかを決める日だ』と訴えかけた。投票日当日、投票所に現れたリケルメに対して一部のソシオから「嘘つき!」とヤジが飛ぶなど、現場は異様な熱気に包まれている。
(via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA)
F・ペレス会長の娘が明かす、父の辞任と家族の苦悩
選挙の緊張が高まる中、フロレンティーノ・ペレス会長の末娘、クチ・ペレスの過去のインタビューが再びメディアの注目を集めた。彼女は2006年に父親が会長を電撃辞任した日のことを『タクシーの中でラジオのニュースで父の辞任を知った。パニック発作を起こした』と明かし、それが彼女のクラブや父親の公的な顔との関係において大きな転換点になったと語った。また、ペレスの娘というレッテルによって仕事の扉が閉ざされた経験も告白。『誰の娘であるかで判断され、扉が閉ざされた。パパの娘というレッテルと戦ってきた』とし、外部の人間が父親との繋がりを求めてコンタクトを取ってくるため、自身のPR代理店を閉鎖しなければならなかった裏話も披露した。それでも『いくら誰かの子供であっても、価値がなければ何の役にも立たない』と自立心を強調し、父親については『父を見ると崇拝してしまう』と、多忙な生活をこなす父への深い尊敬を語った。さらに、豪邸をいくつも持てる経済力がありながら『父は質素な人。スイスのグシュタードに家を持つこともできるのに持っていない』と世間のイメージを覆す素顔を明かした。2012年に母親を亡くした後は『私は孤児になり、非常に大きなショックを受けた』と語り、現在は家族全員が同じ家で暮らし、自身が家のスケジュールを管理しているという。父親の跡を継いで建設会社やレアル・マドリードの会長になる可能性については『家族経営の会社ではない。人々は誤解している』とキッパリ否定し、あの過酷なペースには耐えられないと語った。
(via SPORT)