カンセロの完全移籍とマルク・カサドの売却
ジョアン・カンセロはバルサへの完全移籍に向けて2シーズンの契約で個人合意に達している。現在はバルサとサウジアラビアのアル・ヒラルとの間で移籍金のクラブ間合意を待っている状態だ。アル・ヒラルのシモーネ・インザーギ監督はカンセロとの関係が悪く、放出を望んでいるため、交渉の追い風となっている。一方でバルサは、6月30日までの会計年度内にマルク・カサドとアンス・ファティ(1100万ユーロで完全移籍が間近)の売却を強行し、財政の均衡を図ろうとしている。カサドは中盤の競争が激しく、フリック監督の下で出場機会を失っているため、移籍金2000万〜2500万ユーロでの売却を目指している。代理人のジョルジュ・メンデスがアトレティコ・マドリードのマテウ・アレマニーSDに売り込んだが、アトレティコはフリアン・アルバレスの交渉に選手を巻き込みたくないことや、中盤の枠がすでに埋まっていることを理由に獲得を拒否した。アル・ヒラルからの高額オファーもあるが、カサド自身はスポーツ面の理由からサウジ行きに納得していない。レアル・ベティスも関心を示しており、カサドにとってペジェグリーニ監督の下でチャンピオンズリーグを戦える魅力的なプロジェクトだが、ベティスはバルサが求める移籍金を支払うのが難しく、セルジ・アルティミラの売却資金が必要となる。カサドは焦らず、自分を100%必要としてくれるプロジェクトを待っている。(via SPORT)
ベルナルド・シウバの獲得失敗
バルサはベルナルド・シウバと2年契約で口頭合意に達していたが、最終的に獲得から撤退し、選手はレアル・マドリードに加入する見込みとなった。マドリードはバルサの2倍のオファーを提示して横取りに成功した。バルサが獲得を見送った理由は5つある。1つ目はスポーツ面で、フリック監督がフェルミン・ロペスやダニ・オルモがいる中盤での人員過剰を避けるよう求めたこと。2つ目はリーダーシップの観点で、高額なベテラン選手を外から連れてくるよりも、ラフィーニャ、エリック・ガルシア、パウ・クバルシ、ペドリ、ラミン・ヤマルといった既存の選手たちから自然発生するリーダーシップを重視したこと。3つ目は経済面で、デコSDは合意以上の狂気的な資金をつぎ込むことを拒否したこと。4つ目は、選手がチリ戦後に『本当に自分を求めているところへ行く』と発言したことで、バルサのプロジェクトに疑念を抱く選手は不要と判断されたこと。そして5つ目は、高額な投資がファミリーとして機能しているグループの調和を乱すリスクを避けたことだ。(via SPORT)