悪夢の過去を断ち切る!レアル・マドリードCがマーク・カラスコ新監督のもとで大改革の新プロジェクトを始動

レアル・マドリードのサードチームであるレアル・マドリードCが、日曜日の午前11時からバルデベバスでアトレティコ・アルバセテとのラ・リーガ開幕戦に臨む。この試合は、チームにとって過去2シーズン続いた暗黒のトンネルを抜け出すための、極めて野心的な新プロジェクトの幕開けとなる。

ここ2年間のレアル・マドリードCの歩みは、まさにスポーツ面での悪夢そのものであった。2024年にセグンダ・フェデラシオン(スペイン4部相当)に昇格して以来、チームは完全に行き先を見失い、迷走を続けた。週ごとのチーム作りの段階から常に多くの障害がつきまとっていた。主力選手たちがカスティージャ(Bチーム)やトップチームの事情によって頻繁に引き抜かれ、分断された環境でのトレーニングを強いられた。さらに、他戦略的なフィラルの都合が優先されるなど、選手登録やチーム編成自体が常に他者に振り回され続けた。

その結果、直近の2シーズンで指揮を執った監督は3人にのぼり、降格プレーオフに2度も巻き込まれ、公式戦72試合でわずか23勝しか挙げられないという惨憺たる成績を記録した。昨シーズンはついにピッチ上で降格が決定したものの、他クラブの選手への給与未払いなどによる財務破綻が相次いだため、リーグから剥奪された2つの空き枠のうちの1つをレアル・マドリードが買い取る形で、辛うじてセグンダ・フェデラシオンへの残留を果たすという、極めて幸運な形で命を繋いだ経緯がある。

この無秩序なクラブ状況を打破し、チームをより高い競技レベルへと競争させるために、クラブは指導体制と選手構成を完全にリセットする決断を下した。この新たな挑戦をベンチから率いるのは、元レウスの監督であり、その優れた戦術眼と育成手腕を買われてマドリーに招聘された新指揮官マーク・カラスコ監督である。

カラスコ監督が率いる新生レアル・マドリードCは、登録メンバーのほぼすべてを入れ替えるという前代未聞の「大革命」を敢行した。現在登録されている25名のうち、昨シーズンからチームに残留したのは、アルバロ・ゴンサレス、ソトレス、アレックス・ペレス、マネックス、カストレロ、そしてアルバロ・ヒネスのわずか6名に過ぎない。

残り19名はすべてこの夏に加わった新顔である。そのうち14名は、昨シーズンにフベニールAを率いて驚異的な勝率を記録し、国内外の3大タイトル(3冠)を獲得した伝説的な世代からの昇格組であり、勝者のメンタリティをチームに注入することが期待されている。また、外部からの補強として5名の実力派若手を獲得した。アトレティコ・マドリードの下部組織からアイマル・ガルシアとラハドを引き抜き、ラス・ロサスからカリファ・カマラ、ラージョ・バジェカーノからパブロ・ベジョシージョ、そしてグラナダからジネビを補強した。

さらにカラスコ新監督の特権として、現在はフベニールAの籍にありながら、クラブが最高傑作と評するディエゴ・ラコスタ、バイロン、レスカノ、フラン・サンタマリア、シェリフ、イェレマイアといった「至宝」たちを、戦況やチームの必要性に応じていつでも招集し、起用できる柔軟なシステムが構築されている。暗い過去に別れを告げ、真の育成プラットフォームとして生まれ変わるための、マーク・カラスコ監督の新たな航海が今まさに始まろうとしている。(via MARCA)