得点効率のパラドックス
25/26シーズンのレアル・ソシエダは、勝ち点46の10位でリーグ戦を終えるという、やや期待外れの結果となりました。しかしデータを見ると、チームは全38試合で59ゴールを記録しており、確かな攻撃力を持っていたことがわかります。問題は、1ゴールあたりの獲得勝ち点がわずか0.78に留まり、この効率の悪さがリーグ全体の歴史を見ても最下位に沈む数字だった点にあります。同じ59ゴールを記録したベティスが勝ち点60で5位に入っていることからも、その差は明白です。
このパラドックスの原因は、守備の脆弱性にありました。リーグ戦で61失点を喫し、マタラッツォ監督の攻撃的なサッカーは機能したものの、守備のバランスを欠いていました。リードを守り切れず、結果的に13試合もの引き分けを記録しています。常に3、4ゴールが飛び交う乱打戦を強いられ、自陣でのミスが過酷な結果に直結していました。来季の欧州カップ戦復帰に向けて、クラブのフロントとコーチングスタッフにとって、この守備の再構築と勝負強さの回復が最優先の課題として突きつけられています。(via Mundo Deportivo)