エンソ・フェルナンデス獲得の動きと中盤補強の代替案
レアル・マドリードは中盤のさらなる補強として、チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの獲得を目指し、数ヶ月にわたって水面下で接触を続けている。選手自身はマドリードでのプレーを熱望しており、チェルシーを離れて元チームメイトのククレジャの後を追うことを望んでいる。
しかし、最大の障壁となっているのはチェルシーが設定した天文学的な移籍金である。チェルシーは2023年にベンフィカに支払った1億2100万ユーロの投資を回収するため、1億3900万ユーロ(1億2000万ポンド)を要求している。エンソの現在の市場価値は9000万ユーロとされており、レアル・マドリードはチェルシーの要求額を完全に法外だとみなしている。エンソの契約は2032年まで残っており、チェルシー側に売却を急ぐ理由はない。
このため、クラブは代替案の検討も進めている。一人目の候補はマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリである。彼はシティとの契約を1年残しており、解除金は5000万ユーロに設定されているが、シティ側は2019年にアトレティコ・マドリードに支払った7000万ユーロ以上の金額を要求している。しかし、間もなく30歳を迎える年齢と契約状況を考慮すれば、交渉次第で移籍金を引き下げられる可能性がある。
もう一人の候補は、モウリーニョ監督が獲得を強く希望しているウェストハムのポルトガル人MFマテウス・フェルナンデスである。彼の市場価値は5000万ユーロで、契約は2030年まで残っている。しかし、ウェストハムはマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなどからの関心も受けており、移籍金として9200万ユーロ以上という強気な価格を設定している。 (via SPORT)
ニコ・シュロッターベックがCB補強の有力候補に
イブラヒマ・コナテを獲得したものの、モウリーニョ監督はセンターバックのさらなる補強を求めており、ボルシア・ドルトムントのドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(26歳)が有力なターゲットに浮上している。
シュロッターベックは最近ドルトムントとの契約を延長したが、その際にレアル・マドリードを含む特定のクラブに対して、5000万ユーロから6000万ユーロで移籍できるリリース条項を盛り込ませていた。この条項はこの夏から有効となっており、モウリーニョ監督のお気に入りでもある彼が最も現実的な選択肢となっている。
もう一人の候補として、モウリーニョ監督がかつて指導したベンフィカのトマス・アラウホもリストアップされている。しかし、ベンフィカは契約解除金の満額である8000万ユーロを一切譲歩しない構えを見せており、シュロッターベックと比較して割高である。
なお、長年にわたってクラブのトップターゲットであったマンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(24歳)については、選手がシティと2031年までの契約延長で合意に達したことが判明し、獲得の可能性は完全に消滅した。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque)