ククレジャ加入で玉突きとなる左SBの去就
ククレジャの電撃加入により、レアル・マドリードの左サイドバックは完全に人員過剰の状態に陥った。昨夏に5000万ユーロという高額な移籍金でベンフィカから獲得したアルバロ・カレラスは、全く期待に応えられておらず、新体制での居場所が失われつつある。
さらに影響を受けているのがフラン・ガルシアである。彼は冬の移籍市場でも放出の一歩手前までいっていたが、今回の補強で完全に構想外となった。レアル・マドリードは彼の移籍金を1000万ユーロに設定しており、2027年まで残る契約を加味しても決して安くない金額を要求している。
このフラン・ガルシアに対しては、レアル・ベティスが獲得に強い関心を示している。ベティスのマヌ・ファハルドSDは、彼がラージョ・バジェカーノに在籍していた時代から高く評価している。しかし、レアル・マドリードが要求額を下げない限り、財政的に厳しいベティスにとって交渉は難航することが予想される。また、彼にはプレミアリーグのクラブも注目している。 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo / MARCA)
ベルナルド・シウバの獲得合意と驚愕の契約条件
レアル・マドリードは、マンチェスター・シティとの契約が満了しフリーエージェントとなるポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(31歳)の獲得を事実上完了させている。ジョゼ・モウリーニョ監督の直接の説得が功を奏した形だ。
しかし、移籍金ゼロでの加入とはいえ、決して「無料」のオペレーションではない。情報によれば、レアル・マドリードはベルナルド・シウバ本人に対して、契約ボーナスとして手取り1000万ユーロ(グロスで約2000万ユーロ)を支払う。さらに、彼の代理人であるジョルジュ・メンデスと選手の父親に対しても同額の手取り1000万ユーロのコミッションが支払われる。すなわち、フリー移籍でありながら実質的な初期費用は2000万ユーロに達する。
アトレティコ・マドリード(マテウ・アレマニーSDが主導)やFCバルセロナも彼の獲得に動いていたが、この天文学的な手数料の要求に加え、後述の税務上のリスクを避けるために撤退を余儀なくされた。
ベルナルド・シウバとは、手取り年俸1000万ユーロの2年契約(+1年の延長オプション)が結ばれている。オプションが行使された場合、クラブはグロスで約6000万ユーロの給与を負担することになる。
また、彼との契約がすでに締結されているにもかかわらず、公式発表が7月に遅らされているのには税務上の理由がある。2026年における彼のスペインでの税務上の居住日数を183日未満に抑えることで、所得税率を通常の45%ではなく24%の優遇措置で適用させるためである。このスキームは、同じくフリーで加入したイブラヒマ・コナテ(契約ボーナス2000万ユーロ)の際にも用いられた手法である。 (via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)