ダニ・パレホ(無所属)ヘタフェからの緊急打診に回答保留中

ヘタフェCFが、ビジャレアル退団後に無所属となっている元スペイン代表ミッドフィルダーのダニ・パレホに対し、中盤の緊急補強として獲得の打診を行っている。ウチェの負傷離脱でゲームメイカーを欠くクラブと、指導者修行中のベテランによる交渉の行方が注目されている。現時点ではクラブからの関心およびオファー打診の段階にある。

ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、パレホ本人および代理人と直接接触し、チーム加入の可能性を打診したことをラジオ番組で明かした。中盤の要であるウチェが負傷離脱したため、ラストパスを供給できる展開力が急務となっている。そこで、かつてヘタフェやバレンシアで主力を張ったダニ・パレホへの獲得に動いた格好だ。

しかし、パレホ自身は現在バレンシアに拠点を置き、サン・ホセのインファンティルで指導者を務めながら指導者ライセンスの取得に励んでいる。トーレス会長は『バレンシアで小さなチームを指導しており、いろいろと考えているようだ』と語っており、4ヶ月間実戦から遠ざかっていることや、住み慣れたバレンシアを離れることへの躊躇から即答を避けている。

かつてバレンシアで2019年にコパ・デル・レイを掲げ、ビジャレアルで6シーズンにわたり活躍したダニ・パレホにとって、ヘタフェは古巣の一つである。それだけにクラブ側は復帰を強く期待しているものの、選手本人はセカンドキャリアの準備と現役続行の選択肢の間で熟考を重ねている。

この動きから読み取れるのは、ヘタフェが中盤の緊急事態に対し、無所属市場を活用した即効性のある補強で解決を図ろうとしている姿勢である。実績あるベテランにとって現役復帰の魅力はあるものの、指導者としての歩みを優先する可能性も残されている。

現時点では選手側の決断待ちの段階にあり、ダニ・パレホが再びプロのピッチに戻ることを決意するかどうかが今後の大きな焦点となる。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)