CE サバデル

昇格組ながら好調を維持して7位につけるCEサバデルだが、28歳でリーグ最年少指揮官であるフェラン・コスタ監督は、記者会見で慎重な姿勢を崩さず、周囲の過度な浮かれ気分に対して強烈な警鐘を鳴らした。

コスタ監督は『正気を失ってはいけない。私は上も下も見ていない。サバデルは素晴らしい歴史を持つクラブだが、近年のプロサッカー界での実績は極めて少ない。毎日生ハムとカヴァ(スパークリングワイン)で豪華な夕食を食べるような感覚に慣れてはいけないのだ。それが普通ではないのだから』と力説し、浮足立つ周囲の雰囲気を制した。

さらに指揮官は、資金力や補強規模における他クラブとの構造的な格差についても触れた。例えばレアル・オビエドのように前線に傷病者が出た際、ホセ・ルイス・モラレスのような実績豊富な大物FWを即座に補強できるクラブが存在する一方で、サバデルは開幕早々にエースFWジョアキーニを重傷で失いながらも、限られた既存戦力で工夫して戦い抜かねばならない現実がある。

コスタ監督は『得点を量産する大物FWは非常に高額だ。我々は自分たちの身の丈を冷徹に理解し、手元にあるカードを最大限に活かさねばならない。相手がエースのカードを2枚持っていたとしても、我々は「7」と「J」の手札で工夫してアイデアを組み立てていく』とドナルド・トランプに例えた独特の表現で決意を語った。厳しい長距離バス移動や過密日程が続く中、コスタ監督の徹底したリアリズムがチームの快進撃を支えている。(via Estadio Deportivo)