CD テネリフェ

ジローナFCとの一戦を控えるCDテネリフェのアルバロ・セルベラ監督は、中盤の過酷な台所事情と怪我人の続出により、極めて難しいチーム編成を迫られている。

チームの傷病者リストは限界に達している。前節のコルドバCF戦でイバン・チャペラが右太もも裏の肉離れ(ツリ)を起こして離脱したほか、ビクトル・モレノは恥骨痛が悪化して復帰の目途が立っていない。さらにババ・ディオク、アルアサン、サリフォといった長期離脱組も依然として戦列を離れたままだ。それに加え、中盤のキーマンであるファンホ・サンチェスがコルドバ戦で2枚の黄色カードを受けて退場処分となったため、今節は1試合の出場停止処分が科される。

一方で、厳しい状況の中に明るい兆しも射している。ナチョ・ヒルが前節で戦列復帰を果たしたのに加え、レアル・ソシエダB戦で負傷退場していた中盤の要ヘスス・アルバレスが全体練習の一部に合流した。セルベラ監督は『彼はチームで唯一無二の存在であり、代わりとなる選手はいない。戻ってくるのは最高のニュースだ』と安堵の表情を見せている。また、ボスニア・ヘルツェゴビナU-21代表に招集されていたアネス・クルドジャリッチが無事に帰還。代表チームの主将としてノルウェー戦およびオランダ戦の2試合で180分中175分間にわたりピッチに立ち、タフな日程を消化してチームに合流した。

しかしながら、これまでチームの快進撃を支えてきたファンホとヘススによる「ダブルJ」コンビの同時起用は不可能となった。復帰途上のヘススは先発回避が濃厚とみられ、ジローナ戦の中盤はファブリシオを中心に、アルゼンチン人MFマウロ・ピトンと代表から戻ったクルドジャリッチが並ぶ構成が予想される。昇格争いに踏みとどまるためにも、セルベラ監督のベンチ采配と中盤のやりくりが大きな焦点となる。(via SPORT)