ワールドカップ覇者3名の合流予定とラポルテを巡る契約解除金の大きな矛盾

アスレティックのプレシーズンにとって非常に大きな強化パーツとなる3名のワールドカップ王者が、8月10日にバカンスを終えてトレーニングに合流する予定です。その3名とは、今夏のワールドカップ2026でスペイン代表として優勝を成し遂げた守護神ウナイ・シモン、センターバックのアイメリク・ラポルテ、およびウイングのニコ・ウィリアムズです。クラブはこの3人の中心選手をすべて引き留める姿勢を強めており、それが実現すれば今シーズンのアスレティックはあらゆるトップシーンで十分に競争できる強力なスカッドを構築することになります。

しかし、その中でディフェンスの要であるラポルテを巡り、移籍市場では相反する2つの情報が飛び交い、矛盾が生じています。バルセロナがロナルド・アラウホのリヴァプールへの期限付き移籍(発表間近とされる)に伴う代役としてラポルテの獲得に本腰を入れている中、アスレティック側はバルセロナに対してラポルテの移籍金を8000万ユーロと通知したとされています。ラポルテとアスレティックの契約は2028年6月まで残っているため、獲得にはタフなクラブ間交渉が必須とみられていました。

その一方で、移籍市場の専門ジャーナリストであるジェラール・ロメロ氏の報道によると、ラポルテ自身がバルセロナ側に直接連絡を取った際、自身の契約解除金はメディアが報じているような高額なものではなく、実際にはわずか1250万ユーロであると伝えたとされています。この情報が明るみに出た後、地元メディアやクラブに近い情報筋は火消しに走り、実際の解除金は7000万ユーロから8000万ユーロであると一斉に主張し始めました。ロメロ氏は、この解除金条項が契約書に正式に明記されているか否かは別として、選手本人は1250万ユーロを支払うクラブが現れれば自分は退団できると非常に強く認識していると説明しており、バルセロナとの間で具体的な交渉が進む可能性があります。かつて2024年の夏にバルセロナがニコ・ウィリアムズの獲得を画策した際、アスレティックのフロントは強硬な態度で交渉をブロックして残留を勝ち取った経緯があり、今回も同様の激しい駆け引きが予想されます。(via Estadio Deportivo, MARCA)