移籍金ゼロの舞台裏!ベティスが将来の利益50%を握る複雑な契約スキーム

今回の取引は一見すると移籍金が発生しないフリー移籍のように見えますが、その背景には非常に複雑で緻密な契約スキームが存在しています。(via Estadio Deportivo)

まず、今回の取引のベースは今年6月に遡ります。ラージョはDFノーベル・メンディの買い取りオプションを実行する交渉の際、ベティスに対して50万ユーロを支払い、ブアレに対する今夏の「優先交渉権」を事前に獲得していました。(via Estadio Deportivo)

この優先権があったため、今回ラージョは追加の移籍金をベティスに支払うことなくブアレを獲得(50%の保有権を獲得)することに成功しました。しかし、ベティス側もただで手放したわけではありません。契約条項には、将来ブアレが他クラブへ移籍した際の売却益の50%をベティスが受け取る権利が設定されています。また、ベティスには将来的な買い戻しオプションはないものの、ラージョが他クラブからオファーを受けた際に同額で買い戻せる「優先マッチング権(優先交渉権)」が残されています。(via ElDesmarque)