パブロ・ガルシアがレーシング移籍後に即スタメン即ゴラッソ!将来の50%保有権がもたらす超スマートな取引

今週、涙ながらにベティス退団の契約書にサインし、レーシング・サンタンデールへと移籍したカンテラの星、パブロ・ガルシア。涙の別れからわずか数日、彼の新天地でのデビュー戦は、これ以上ないほど衝撃的なものとなりました。

サンタンデールに到着したばかりのパブロですが、コンディションが抜群であることを確認したホセ・アルベルト監督は、対ラヨ・バジェカーノ戦で彼をすぐさま右ウイングのスタメンとしてピッチに送り出しました。

背番号15を背負ったパブロは、同じくベティスOBであるセルヒオ・カナレスらと共に攻撃陣を結成。キックオフ直後から高い集中力と凄まじいインテンシティで試合に没頭すると、カナレスの先制ゴールに続き、前半28分にスタジアムを沸かせます。

相手DFラインのビルドアップに猛烈なプレスをかけてボールを奪うと、エリア外から迷わず右足を一閃。鋭く地を這う強烈な弾丸シュートが相手GKの逆を突き、ゴール左隅へと突き刺さる超ゴラッソを決めてみせました。試合はその後逆転され3-2で敗れたものの、パブロはフル出場を果たし、現地サポーターの心を一瞬で掴みました。

この大活躍は、ベティスにとっても歓喜のニュースです。ベティスとレーシングの移籍交渉では、移籍金約500万ユーロに加え、将来の売却時に50%の権利(保有権の半分)および優先交渉権をベティスが保持する形で合意しています。パブロが新天地で輝きを放ち、将来より大きなクラブへ移籍した際には、売却額の半分がそのままベティスに還元される仕組みです。

アンヘル・アロ会長やペレグリーニ監督は『パブロの移籍はクラブから促したものではなく、より多くの出場機会を強く望んだ彼自身の決断だった』と改めて認めており、ベティスとしては若者の成長を支援しつつ、将来の巨額のマネーバックを担保する極めて抜け目のない、スマートなビジネスを完成させたと言えます。 (via Estadio Deportivo)