ガルシア・プラサ体制の戦術核

今夏の移籍市場最終日にセビージャへ加入した25歳のフェリックス・コレイアは、ルイス・ガルシア・プラサ監督にとって既に欠かすことのできない最重要ピースとなっています。加入以来、出場可能だった5試合すべてで先発に抜擢され、368分間のプレーで1ゴール1アシストと目に見える結果を残してきました。しかし、ガルシア・プラサ監督が何より高く評価しているのは、数値に表れにくい守備での献身性です。コレイアの前線からの精力的なプレスバックや粘り強い守備対応により、左サイドバックのガブリエル・スアソは今季の守備負担が劇的に軽減され、非常にプレーしやすくなったと実感しています。現在、ミゲル・シエラが怪我で負傷離脱(dique seco)を余儀なくされているため、左サイドの選手層を維持するためにもコレイアの警告累積による出場停止(ciclo de amarilla)は極力遅らせたいのがクラブの切実な本音でした。それだけに、今回の誤審によるイエローカード上乗せは、戦術的・運用的に見てもセビージャに大きなダメージを与えています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

レアル・マドリード戦の不当な警告に対するコレイアの異議申し立てが却下され、今季2枚目のイエローカードが確定してしまいました。ガルシア・プラサ監督の戦術的要であり、ガブリエル・スアソの負担軽減やミゲル・シエラ離脱中の左サイドを支えるコレイアだけに、審判委員会の頑なな姿勢と誤審の維持は今後のリーグ戦運用に影を落とす痛手となります。