テルジッチ監督が直面する攻撃陣の緊急事態 イニャキ&マロアンの抜擢やカンテラ引き上げで挑む再編案と冬の補強動向
すでにオイハン・サンセトやニコ・ウィリアムズといった主力を負傷で欠くなか、最前線の基準点であるグルセタまで長期離脱となったことで、エディン・テルジッチ監督は攻撃陣の根本的な再編を迫られています。
グルセタは前線で相手センターバックを引きつけて足元の技術でパスを捌き、味方とのスムーズな連携で攻撃の潤滑油となる稀有な能力を持っていたため、その離脱はチームの戦術構造に極めて大きな穴を開けることになります。
指揮官が検討しているファーストチームでの現実的な解決策は、イニャキ・ウィリアムズの中央(CF)起用や、頭角を現しつつある若手FWマロアン・サナディの積極的な抜擢です。さらに、既存の攻撃的MFやサイドアタッカーのポジションコンバートに加え、すでにトップチームのトレーニングに参加しているBチーム(カンテラ)の若手FWを急遽昇格させる選択肢も視野に入れています。
コパ・デル・レイの開幕やリーグ戦の過密日程を前に、冬の移籍市場(1月)での緊急補強を模索せざるを得ないとの見解が存在する一方で、クラブの理事会が冬の市場で積極的な補強に動く可能性は非常に低いとの厳しい見解も示されています。いずれにせよ、今ある戦力と育成組織のポテンシャルを最大限に引き出し、全員でこの危機を乗り越えることが最優先の命題となります。 (via MARCA)