プレシーズンマッチ・テネリフェ戦 逆転勝利でプレシーズン2連勝を飾る
ヘタフェはプレシーズン2試合目となるテストマッチで、アルバロ・セルベラ監督率いるCDテネリフェと対戦しました。エリオドロ・ロドリゲス・ロペス・スタジアムで開催された第5回シウダード・デ・サンタ・クルス杯において、ホセ・ボルダラス監督率いるチームは前半にリードを許したものの、後半に逆転し1-2で勝利を収めてトロフィーを獲得しました。
来季カンファレンスリーグに出場するヘタフェですが、この日の前半はマヌ・デル・モラル監督が率いるBチーム(フィリアル)の選手をスタメンに6人起用して臨みました。その中には、試合の数時間前に獲得が発表されたばかりのマディ・マカルも含まれていました。ヘタフェはボールを持たないことに対して焦りを感じないチームであり、守りを固めて特定のタイミングでカウンターやセットプレーから噛み付くという、ボルダラス監督の基本プラン通りに試合に入りました。
しかし前半はテネリフェが主導権を握り、36分(一部情報では38分)にマルク・マテウのクロスからビクトル・モレノに左足でゴール隅を射抜かれて先制を許します。ビハインドを背負ってようやく目を覚ましたヘタフェも反撃を試み、イスマ・ベクシュがシュートを放ちますが枠外へ。さらにラモン・テラッツの素晴らしいパスからアルベルト・リスコがネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定。ダビンチがゴールネットを揺らした場面もオフサイドで無効となりました。
1-0で折り返した後半、ボルダラス監督は6人の選手交代を行い、ジェネ、アブカル、ウチェ、ザイド・ロメロ、サトリアーノらを投入してチームのパフォーマンスを大幅に引き上げました。クオリティが上がったヘタフェは徐々に支配力を強め、試合は公式戦さながらの激しいタックルが飛び交う熱を帯びた展開になります。
そして後半9分、テネリフェのホセ・レオンがペナルティエリア内でウチェを倒し、ヘタフェがPKを獲得。これをマルティン・サトリアーノがゴール隅の強烈なコースに決めて同点(1-1)に追いつきます。
さらに試合終了間際の90分、マリオ・マルティンのシュートで獲得したコーナーキックのチャンスが訪れます。キコ・フェメニアが蹴り込んだボールから、最後はサトリアーノがゴールにボールを流し込み、土壇場で逆転に成功しました。(公式記録など一部情報ではザイド・ロメロのゴールとされていましたが、最新の試合レポートに基づきサトリアーノのゴールとしています)。
ヘタフェは初戦のレディング戦(サトリアーノのゴールで1-0で勝利)に続き、プレシーズンで2連勝を飾りました。筋肉の小さなトラブルを修正しつつコンディションを上げているチームは、今週の土曜日にラス・ロサスでレアル・バジャドリードとの対戦を控えています。
この試合のヘタフェの出場選手とカードの詳細は以下の通りです。
スタメン: ディエゴ・フェレール、イスマ・ベクシュ、ゴルカ、ボセッリ、バル、ダビンチ、テラッツ、アドリ・リケルメ、リスコ、ジョージ・アンドリュース、マディ・マカル
途中出場: キコ・フェメニア、ジェネ、ザイド・ロメロ、ウチェ、サトリアーノ、マリオ・マルティン、ファブリシオ、セサル、マウロ・ピトン
イエローカード: クリスタントゥス・ウチェ、ダビンチ、リケルメ
(via SPORT / MARCA)
アトレティコMFロドリゴ・メンドーサの獲得動向
ヘタフェは、アトレティコ・マドリードの若手MFロドリゴ・メンドーサのレンタル移籍での獲得に強い関心を示しています。昨冬の移籍市場でアトレティコが重要な投資を行って長期契約を結んだムルシア出身のこの選手に対し、ヘタフェは重要な出場時間を提供することを条件に獲得の圧力をかけています。
しかし、このオペレーションについてはアトレティコ・マドリードのフロント内で2つのリスクが議論されています。
1つ目のリスクは、中盤の選手数の問題です。新戦力モルテン・ヒュルマンドの加入により、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は現在中盤に6人の選手を抱えています。オベド・バルガスに関する今後の動向を待つ間、アトレティコはメンドーサをローテーション要員として残すか、それともレンタルで放出するかのローテーションの選択肢を分析しなければなりません。
2つ目のリスクは、プレースタイルの大きな違いです。メンドーサは足元のボールコントロールに優れ、ボールを持つことで輝く選手ですが、ボルダラス監督率いるヘタフェは試合中のボールポゼッションが最も少ないチームの一つです。アトレティコ側はメンドーサのサッカー面での成長と成熟を促すための最適な飛躍の場を探しており、この戦術的スタイルの不一致が大きな懸念材料として話し合われています。
(via ElDesmarque)
マリオ・マルティンの権利取得
レアル・マドリードの若手選手の放出ラッシュに関連したニュースの中で、ヘタフェがマリオ・マルティンの残りの50%の保有権を獲得したことが明らかになりました。これにより、ヘタフェは彼の権利を完全に掌握したことになります。マリオ・マルティンは上記のテネリフェ戦でも途中出場し、決勝点につながるコーナーキックを獲得する重要な働きを見せています。
(via SPORT)
【本日の総括】
プレシーズンマッチでテネリフェ相手に見事な逆転勝利を収め、良い形で調整を進めているヘタフェ。マディ・マカルの加入やマリオ・マルティンの完全な権利取得など戦力も整いつつある中で、アトレティコの若手MFロドリゴ・メンドーサのレンタル獲得に向けた動きが今後の移籍市場の焦点となりそうです。