元所属ニャンズがCLで宿敵ベティスと激突へ:移籍の裏話とアンチェロッティ親子の奇妙な縁
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ組み合わせ抽選会が行われ、セビージャの宿敵であるリアル・ベティスがフランスのリール(LOSC Lille)と対戦することが決定しました。これにより、今夏セビージャを退団したタンギ・ニャンズと、24/25シーズンまでセビージャにいたロマン・ペローが、ベティスとの対戦でピッチに立つことになります。
特にニャンズのセビージャ退団の裏には、巧妙な財政的処理がありました。セビージャは今夏、ニャンズを移籍金ゼロ(コストなし)でリールへと放出しましたが、その際、今季の給与の一部をセビージャが負担することを容認しました。一見、クラブに負担が残るように見えますが、これにより彼の法外な高給と残っていた減価償却費を一気に整理することができ、クラブの財政にとっては驚異的な額の資金を節約することに成功したのです。
ニャンズはセビージャでの4年間、度重なる怪我により公式戦わずか62試合の出場にとどまり、在籍中に8回あったベティスとのダービー「エル・グラン・デルビ」も、出場できたのは2024年10月の1試合(1-0で勝利)のみでした。リールで復活を期す彼にとって、今回のベティス戦はまさに「個人的なダービー」の再来となります。
なお、リールを率いるのはカルロ・アンチェロッティ監督の息子であるダヴィデ・アンチェロッティ氏です。ダヴィデ監督はセビリアの街に深い愛着を持っており、セビリア出身の画家アナ・ガローチャ氏と結婚しているという奇妙な縁もあります。 (via Estadio Deportivo)