フリアン・アルバレスに「謎の練習不在」!アトレティコ惨敗後の不可解な動きにシメオネ監督も呆然

アスレティック・ビルバオに0-3という大差で完敗を気し、首位奪取のチャンスを逸したアトレティコ・マドリード。この一戦のピッチ外で、新加入のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスを巡る新たな不可解な出来事が物議を醸しています。

試合終了後、誰もいなくなったサン・マメスのピッチでは、この試合での出場時間が少なかったベンチメンバーたちが居残りのトレーニングを行うのが通例となっています。しかし、そのピッチ上に姿を現した選手たちの中に、後半にわずか30分ほど途中出場したはずのアルバレスの姿だけが見当たりませんでした。

この状況を受け、試合後の公式記者会見でジャーナリストがシメオネ監督に対し、『先ほど試合の後にベンチメンバーたちがピッチに出てトレーニングを行っていましたが、あの状況を監督はどう評価されますか』と質問を投げかけました。質問の真意を悟ったシメオネ監督は、完全に言葉を失ったかのような唖然とした表情を浮かべました。彼のボディーランゲージは、内面の困惑を如実に物語っていました。

シメオネ監督はしばらくの間を置いた後、冷ややかで驚きを含んだトーンで次のように一蹴しました。

『本当にその質問を真剣にしているのか? 私から評価するようなことは何ひとつない』

会見から数時間後、アトレティコ・マドリードのクラブ関係者はプレスに向けて、アルバレスが試合後のトレーニングを欠席した理由は「身体的な負荷のバランスを考慮した措置である」と公式に説明しました。しかし、記者会見におけるシメオネ監督のあからさまな驚きと戸惑いようを見る限り、指揮官自身はこの決定を事前にまったく知らされていなかったか、あるいはその場で初めて知った可能性が極めて濃厚です。

なお、今回のアルバレスは、以前の試合(8月のビジャレアル戦)でクラブからの安全上の推奨を理由にサポーターへ挨拶をせず、一人寂しくロッカールームへ直行してしまったことでサポーターの間に小さなしこりを残していましたが、今回はサン・マメスに駆けつけたアトレティコのサポーターたちのもとへ真っ先に歩み寄り、温かい拍手と挨拶を送り、ファンとの関係修復に向けて前向きなジェスチャーを見せていました。

チームは水曜日に行われるチャンピオンズリーグの開幕戦で強豪リバプールの本拠地アンフィールドに乗り込む予定です。この難関を前に、新エースがチームのシステムやコンディション管理の面でうまくアジャストできているのか、指揮官とのコミュニケーションも含めて、周囲の警戒の目はしばらく続きそうです。

(via Estadio Deportivo)