沈黙する補強 ブラガルニクの待機戦略

🏢プレシーズンが本格始動した一方で、クラブの補強の遅れにファンは大きな不安と不満を募らせています。プリメーラ残留を決めたジローナのモンティリビでの試合からすでに50日以上が経過しているにもかかわらず、新戦力の入団発表はゼロ。退団する選手ばかりが目立つ状況が続いています。

他のクラブが次々と新戦力を発表し、新シーズンに向けたチーム作りを進めている中、クリスティアン・ブラガルニク・オーナーをはじめとするエルチェの理事会は、夏の移籍市場の終盤まで動かないという恒例の「待機戦略」をとっています。「市場は長く、焦る者は多く払い、忍耐強い者はうまく買う」という彼らのビジネススタイルはこれまでも機能してきた実績はありますが、プリメーラという厳しい舞台では極めて危険な賭けになります。

プリメーラは適応期間の猶予を与えてくれません。8月末に急いで選手をかき集めても、監督が選手の名前を覚える暇もなくリーグ戦が始まり、連携不足で9月に落とした勝ち点が、シーズン終盤の5月の結果に致命的な影響を及ぼします。

ブラガルニク・オーナー本人は、まるで地球のどこかでリラックスしながらワールドカップの決勝戦をテレビで眺めているかのような落ち着きを見せています。しかし、ファンにとってはクラブからの沈黙は放棄のように映り、どんなに小さな補強や契約更新のニュースでもいいから動きを見せてほしいと渇望しています。奇跡的な補強の成功は毎年起こるものではなく、経験上、今の静けさがシーズン開幕後の苦戦につながるのではないかと危惧されています。

(via SPORT)